大阪城に人だかり、ノンスタが23年ぶりにストリート漫才披露

2022.10.19 10:15

子どもの歓声を受け石田が「可愛いね~」と応じるストリート漫才ならではのやり取りも

(写真5枚)

大阪城天守閣の復興90周年を祝い、大阪城公園全域で10月15日より開催中のイベント『大阪城夢祭』。イベントのひとつ『大阪楽市楽座』の会場「太陽の広場」(大阪市中央区)にて18日、お笑い芸人のNON STYLEが登場した。

石田による監修のもとレトロな大阪風景を再現した会場に、屋台や体験ブースなどがずらりと並ぶ「大阪楽市楽座」。会場奥の劇場「楽市楽座亭」では期間中、石田が脚本・演出を担当する舞台『ももたろう』や『結 -MUSUBI-』、人気芸人らによる『楽市楽座寄席』などの公演が毎日上演される。

18日の公演で、ひときわ注目を浴びていたのがNON STYLEによる「ストリート漫才」だ。デビュー当時は関西各地の路上でストリート漫才をおこない場数を踏んでいたコンビなだけに、約23年ぶりのレアな漫才を観ようと多くの客が集まった。

その後の取材会では石田が登壇。快晴の空のもと「大阪城」をバックにしたロケーションでの漫才を「当時は夜にすることが多かったので、こんな場所でできるのは光栄でした。今は屋内での漫才に慣れているのでストリートの感覚からズレていて、『すべってんのかな?』と久々の錯覚に陥りましたね」と振りかえった。

また、ストリート漫才に励んでいた当時の思い出を「漫才をしていたら酔っ払いに絡まれまして。10分しかネタしてへんのに、1時間半くらい説教されました(笑)。井上は『お前は喋りがうまいから落語家になれ』、僕は『お前は根本的に向いてないから俺の下で働け』なんて言われて・・・。その頃の自分に『そのおっさん信用せんでええからな!今、こんなデカいところでやってるからな』って声をかけてやりたいです」と感慨深げに語っていた。

『大阪楽市楽座』は10月23日まで開催中。各公演の当日券は「楽市楽座亭切符売り場テント」にて販売される。

取材・文・写真/つちだ四郎

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