「ナルシスト芸人」はいばらの道?「最近よく分かってきた」

2022.10.19 12:15

漫才冒頭、木﨑の出身地をネタし笑いを誘っていた祇園

(写真5枚)

大阪城天守閣復興90周年を祝したイベント『大阪城夢祭』の目玉のひとつ、お笑いステージ『大阪楽市楽座』が10月15日から9日間開催中。特設劇場『楽市楽座亭』(大阪市中央区)で18日、NON STYLEをはじめとする4組の漫才師がネタを披露した。

『楽市楽座亭』はNON STYLEの石田明がプロデュースするコメディ劇場で、テント内に設けられた特別ステージにて漫才寄席や舞台、大道芸などの公演が毎日上演される。座長の石田は舞台や寄席の出番にくわえMCも担当し、開催期間中50ステージ以上をこなすという。

18日にはニッポンの社長とラニーノーズが登場し、漫才後にはトークコーナーも。ギターを使った「音曲漫才」を得意とするラニーノーズの洲崎が「緊張してたせいか、めちゃくちゃ力んで弦が切れてしまって。初めてです、ネタ中に弦が切れるのは!」と漫才中に起きたハプニングを告白し、客席を驚かせていた。

後半はNON STYLEと祇園がネタを披露。NON STYLE・井上と祇園・木﨑という「ナルシストキャラ」の2人が揃ったことに対し、石田が「同タイプの芸人というね」とコメントすると会場は笑いに包まれた。木﨑も「(井上を)唯一師匠と呼んでいます!」と応じ、「以前お会いしたとき『この道はいばらの道やぞ』と言われたんですけど、最近よくわかってきました」と意味ありげにつぶやく一幕も。

『楽市楽座亭』は10月23日まで開催され、今後は笑い飯やオズワルド、フースーヤなどの人気芸人たちが出演予定。

取材・文・写真/つちだ四郎

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