家庭料理の巨匠、土井善晴に「情熱大陸」が密着

2022.10.19 20:45

料理研究家・土井善晴

(写真1枚)

日本を代表する料理研究家・土井善晴が、10月23日放送の『情熱大陸』(MBS)に登場する。

ご飯と味噌汁、簡単なおかず(漬物など)で構成するシンプルな和食の献立「一汁一菜」を現代に広めた土井。2016年に発売された著書『一汁一菜でよいという提案』は、発行部数30万部を超えるベストセラーとなった。

毎日の料理を億劫に感じていた人々の心を軽くしたこのアイデア。決して慎ましい生活やダイエット食を勧めているのではなく、土井は「人間がいまも自分の手で続けているのは料理だけ。料理することは自立した生活への一歩。一汁一菜でよいとなれば、誰にでも料理は始められる」と語る。

新たな取り組みとして、若者たちにも料理の楽しさや大切さを指南している土井。取材中、彼がたびたび口にした「料理はええかげんでええんよ」という言葉は、レシピにとらわれず「適正な加減は自分で判断してほしい」という叱咤激励でもあるという。

同番組では、国内外を忙しく飛び回りインターネット配信なども駆使してメッセージを伝え続ける土井に密着。親しみやすいキャラクターと誰もがつくりやすいレシピの紹介で人気を博してきた土井が見据える、家庭料理の未来に迫る。この模様は10月23日・夜11時15分から放送される。

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