朝ドラ・東大阪の連帯が描かれ、称賛の声「あの時のシーンが…」

2022.10.20 20:30

第13回より。笠巻にある相談をする浩太。左から、岩倉浩太(高橋克典)、笠巻久之(古舘寬治)(C)NHK

(写真5枚)

「空」に憧れるヒロインが、長崎と東大阪という2つの舞台で成長していく姿を描く連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK朝ドラ)。10月20日放送の第14回では、ヒロイン・舞の父である浩太が、特殊ねじを作るため奔走するシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

古本屋「デラシネ」を「秘密基地」と呼び、貴司(齋藤絢永)と通うようになった舞(浅田芭路)。そのうち秘密基地の仲間に同級生の久留美(大野さき)も加わり、同じように父親を力付けたいと願う者同士、模型飛行機作りに熱中していく。

その頃、父・浩太(高橋克典)は工場の未来をかけ、新たな「特殊ねじ」を作ることに。急な納期かつハプニングにも見舞われたものの、東大阪の仲間たちに助けられた浩太は、なんとか納期に間に合わせることができたのだった。

隣家のお好み焼き屋「うめづ」に集まる曽根(蟷螂襲)や古田(湯浅崇)といった、東大阪で工場を営む仲間たちの力を借りるシーンが話題を呼んだ今回の放送。

https://twitter.com/asadora_bk_nhk/status/1582873226883235840

SNSでは、以前に「うめづ」で浩太たちが交流していた姿を思い出し、「あの時のシーンがここで繋がった」「お父ちゃんのご近所付き合いの賜物みたいな日だったな」「お父ちゃんが飲み会に参加してたのも仕事のうちなのね」「東大阪の町工場の社長さんたち、1社だけでなく横のつながりで仕事を運営しているのがわかる回」など、納得の声が上がっている。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。第15回では、ついに模型飛行機を完成させた舞と久留美は、浩太たちを学校の校庭に誘う。

文/つちだ四郎

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