大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第41回・義盛、お前に罪はない

2022.10.24 06:45

鎌倉の街・一角にて、義盛を説得しようとする実朝。左から、北条義時(小栗旬)、平盛綱(きづき)、北条泰時(坂口健太郎)、源実朝(柿澤勇人)(C)NHK

(写真10枚)

俳優・小栗旬が主演を務め、鎌倉幕府二代執権・北条義時を中心に描く大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)。「義盛、お前に罪はない」と題する第41話(10月30日放送)では、悪化する北条家と和田家の対立によって、「和田義盛の乱」が引き起こされる。

三代目鎌倉殿・源実朝(柿澤勇人)からも慕われる和田義盛(横田栄司)を旗頭に、北条に不満を募らせる御家人たちが集い始めた第40回(10月23日)。その状況を苦々しく思う義時だったが、その矢先に信濃源氏の泉親衡が企てた北条への謀反(泉親衡の乱)が露見する。

謀反には義盛の息子や甥が加担しており、それに対する義時の厳しい仕打ちによって義盛は面目を潰される。これにより両者の関係はさらに悪化していき、義盛は北条氏を打倒する意思を固めていくのだった。

義時は自身が思い描く鎌倉の安泰を守るため、官僚の大江広元(栗原英雄)とも共謀し、反北条の旗頭となった義盛の転落をもくろむ。事態を受けて、実朝と尼御台・北条政子(小池栄子)は戦を回避するべく奔走する。

その一方で、三浦義村(山本耕史)や八田知家(市原隼人)ら有力御家人は、義盛の陣営に集い情勢を見定めていた。そんななか、父・義盛の安否を心配する朝比奈義秀(栄信)らが打倒北条を目指して決起する。そして、失意に暮れる北条泰時(坂口健太郎)は・・・。

本作は、後の鎌倉幕府二代執権となる北条義時を主人公とし、野心とは無縁だった若者が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く物語。放送はNHK総合で毎週日曜夜8時から、BSプレミアム・BS4Kでは午後6時からスタート。

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