朝ドラのコンテスト名に、SNSざわつく「不吉?」「逆に…」

2022.10.24 19:45

大学・なにわバードマン部室兼工房にて。人力飛行機の翼を見る岩倉舞(福原遥)(C)NHK

(写真5枚)

東大阪で生まれたヒロインが「空」に惹かれ、成長する姿を追った連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK朝ドラ)。10月24日放送の第16回では、ひょんなことから人力飛行機のサークルへと見学に行った舞が、飛行機作りに魅了される様子が描かれた(以下、ネタバレあり)。

大学のサークル見学で人力飛行機に出合った舞(福原遥)は、とあるハプニングで一部分を壊してしまったことに罪悪感を抱きつつ、サークルでの飛行機作りに興味を抱く。一方、就職しシステムエンジニアになった貴司(赤楚衛二)と、ラグビーカフェで働きつつ看護専門学校で学ぶ久留美(山下美月)の幼なじみ2人とは親密な関係を続けていた。

飛行機のことが頭から離れない舞は、翌日サークルに再び顔を出し、「私に直すお手伝いさせてもらえませんか」と声をかける。先輩部員の後押しもありサークルに入部した舞は、パイロットの由良(吉谷彩子)や設計担当の刈谷(高杉真宙)といった部員と出会い、飛行機作りの世界に足を踏み入れるのだった。

https://twitter.com/asadora_bk_nhk/status/1584379405878452224

「イカロスコンテスト」に出場するため、1年をかけて人力飛行機を作る「なにわバードマン」に入部した舞。飛行機の飛距離を競う大会でありながら、ギリシャ神話に登場し、空を飛ぶうちに太陽へ近づきすぎて墜落した「イカロス」の名前を冠していることから、SNSでは「人力飛行機に使うには不吉な名前を付けてるな・・・」「名前的には縁起がよろしくないね?」などの声が続出。

その一方で、「けど空へと挑んだ勇気ある者と捉えれば、ぴったりと言えばぴったり」「コンテストの名前がイカロスなのは、落ちることを恐れず立ち向かう人々の総称なのかなーとか思ったり」という意見もあり、ツイッターでは「イカロスコンテスト」にくわえ、モデルとなった実在の大会「鳥人間コンテスト」などの関連ワードがトレンド入り。今後の展開にも目が離せない。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。第17回では、舞が新人部員として人力飛行機の翼のリブ作りを任される。

文/つちだ四郎

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