Z世代から注目の3バンドが大阪・心斎橋で共演、観客揺らす

2022.10.28 20:45

10月24日に「Music Club JANUS」(大阪市中央区)でおこなわれた3マンライブ『Have a Dream』(写真/河上良)

(写真4枚)

Z世代に人気を集める3バンドが集結したイベント『HAVE A DREAM』が10月24日、大阪のライブハウス「Music Club JANUS」(大阪市中央区)でおこなわれた。

この日共演したのは、ブラックビスケッツのカバー曲『タイミング 〜Timing〜』がTikTokで爆発的にヒットした5人組バンド・Klang Ruler(クラングルーラー)、ジャンル不特定の関西出身6人組バンド・Ochunism(オチュニズム)、東京発のアーバンミクスチャーバンド・asobi(アソビ・2019年結成)という、次世代を担う3組。同イベントは今月18日に東京でもおこなわれ、そこで親交が深まったようだ。

asobi(写真/河上良)

まず登場したのは、メンバーのほとんどが会社員をしながら活動するasobi。「僕たちのライブの根幹は楽しさだと思っている。観客の人たちも僕たちの仲間に交じって、一緒に踊ってほしい」と、『Daisy』『Second Guesses』など7曲を披露。生楽器と電子音楽が融合したサウンドと3人のボーカル/MCが、フロアを上下左右に揺らし続けた。

Ochunism(写真/河上良)

次のOchunismは、今年5月に関東に拠点を移したが、「これまでずっと大阪で活動していて。やっぱり大阪いいっすね! オーサカ!」と笑顔であいさつ。手がけたボーカルの凪渡いわく「とにかく自分たちが『気持ちいい』と感じる要素を散りばめた」という中毒性の高い新曲『ヘモグロビン』(10月26日配信リリース)を披露すると、観客は自由に踊りながらその世界観に浸っていた。

Klang Ruler(写真/河上良)

最後に「この3バンドで18日に東京でも3マンをして、ほんとに仲良くなって。新しくできた仲間たちと素敵なイベントを開催できたこと、うれしく思います」と、Klang Rulerが登場。トラックメイカーのyonkeyによって現代風にアレンジされたブラックビスケッツのカバー『タイミング』はもちろん、『Set Me Free』『ジェネリックラブ』などジャンル多様な7曲を披露し、yonkey&やすだちひろ(Vo)が中心となって会場を盛り上げた。

Klang Rulerは12月9日に「梅田シャングリラ」(大阪市北区)でワンマンライブを予定している。

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