新喜劇人気1位・アキ主演舞台、チケット3051枚売上の快挙

2022.10.27 07:15

間寛平(写真中央)、個性豊かな座員とともに

(写真2枚)

「吉本新喜劇」のGM(ジェネラルマネージャー)に就任した間寛平が10月26日、「吉本大阪本社」(大阪市中央区)でおこなわれた定例会見で、新たな取り組みから生まれた新喜劇舞台での快挙をよろこんだ。

寛平と座員らが、直近に新喜劇内であったトピックや活動、今後の取り組みについて報告する同会見では、寛平と7人の若手座員が登壇。10月10日に「なんばグランド花月」でおこなわれ、劇場チケットは完売、オンラインチケットも3051枚の売上を記録し大成功を収めた『吉本新喜劇まつり2022』を振りかえった。

新喜劇初となる「総選挙」で上位30人に輝いた座員たちで構成された同公演。劇中では、寛平が「茂造」でおなじみの座員・辻本茂雄に対し、同じく座員の吉田裕によるギャグ「乳首ドリル」を仕掛けるなど、普段は見られないようなやり取りもあったという。

同公演でマドンナ役を務めた小寺真理が「あんな辻本さんのお顔を見れることもなかったので・・・」とコメントすると、寛平は舞台上のやり取りはアドリブだったことを明かし、「辻本も最初は『なにすんねん!』と睨んできたけど、お客さんのことを考えてアゴを差し出してくれて。終わったら『よかったです』と言ってくれました」とコメント。

それを聞いた座員らが「さすが!」と感嘆すると、寛平は「みんなも思い切りやるように。舞台の上では怖がったらあかん!」と激励を送り、「正直今まで(座員は)バラバラで『個人の戦い』という感じで必死だったが、最近は団結している」と、現在の新喜劇についての手応えを語り、笑顔をみせた。

4月よりスタートした新たな公演枠「セカンドシアター」での多彩な企画ライブをはじめとし、「若い座員がやる気を出してくれている」と寛平GMが語るほど活気に満ちている吉本新喜劇。11月3日には、人気座員によるアフタートーク付きの『なんばグランド花月35周年特別公演 吉本新喜劇ファミリーナイト劇場』も開催予定だ。

取材・文/つちだ四郎

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