神戸の美術館で花嫁衣装の特別展、ディオールのドレスも

2022.10.30 08:45

ウェディング・ドレス ジョン・ガリアーノ/クリスチャン・ディオール(2002年)

(写真5枚)

花嫁衣装に特化した特別展『祝祭の景色〜世界中の結婚式』が、「神戸ファッション美術館」(神戸市東灘区)にて11月19日より開催される。

この展覧会では、祝祭の代表的行事「結婚式」の衣装にフォーカス。同美術館の所蔵作品から、伝説的デザイナーが手がけたウェディングドレスや、多様性に富んだ世界各国の婚礼衣装が展示される。

会場には、豪勢な結婚式を挙げることで知られるインドの貴族階級・マハラジャの花嫁が着る華やかなサリーや、伝統的な民族調の刺繍に煌びやかなゴールドの頭&首飾りがオリエンタルなインドネシアの婚礼衣装など、世界中の花嫁衣装が結婚式のセレモニーにならって展示されるコーナーも。

なかでも注目は、鬼才と称されるデザイナーのジョン・ガリアーノによる「Dior(ディオール)」のウェディングドレス。ロココやジャポニズム、アフリカンなどさまざまなカルチャーをミックスさせた奇想天外な彼のデザインは、著名なデザイナーたちも崇拝するほど。ファッション史に残る伝説的デザイナーの作品を拝める貴重な機会となっている。

ほかにも、日本を代表する大阪出身のデザイナー・コシノヒロコ&コシノミチコのウェディングドレスが展示され、華やかで晴れ晴れしい花嫁衣装を見ることができる。入館料は1000円、開催は2023年1月29日までの朝10時〜夕方6時。

神戸ファッション美術館『祝祭の景色〜世界中の結婚式』

期間:11月19日〜2023年1月29日
営業時間:10時〜18時
住所:兵庫県神戸市東灘区向洋町中 2-9-1

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