ビールで糖質0?ほんまにおいしいん? PSB開発者に訊いた[PR]

2022.11.14 17:00

パッケージも一新! 進化した「パーフェクトサントリービール」

(写真6枚)

2021年に誕生した糖質ゼロのビール「パーフェクトサントリービール」(以下、PSB)。「ビールなのに糖質ゼロ!」という、健康志向の消費者にとってもお得なビールだ。実はこの秋に2回目のリニューアルが実施され、さらにおいしくなったとのだとか。

ビールは好きだけど健康などに気を遣い、「ハイボールにしとこか」となる30代女性の筆者。そりゃあ、糖質ゼロの「PSB」なら気にせずビール生活を送れるけど・・・いまだに「おいしいん?」「なんで糖質ゼロなん?」と疑ってしまい、なかなか手を出せず。

ならば、全部包み隠さず答えてもらおう! ということで、今回は「PSB」に対するさまざまな疑問を、「サントリー」(本社:東京都港区)の商品開発研究部・山崎凌平さんに訊きました。

■ ビールの糖質をどうやってゼロにしてるのか問題

──初めまして! 「PSB」に対して気になることがめちゃくちゃありまして・・・。すべて正直に答えていただけるとうれしいです。

できる限り、お答えします。

飲みながら失礼します! PSB開発担当の山崎さんにいろいろ疑問をぶつけてみた

──お酒のなかでもビールが1番好きなので、「糖質ゼロ」のビールの存在はうれしいです。でも、ビールの糖質をゼロにすることってやっぱり難しいことなんですか?

そうですね。ビールは原料の麦芽に「でんぷん」が多く含まれているので、麦芽を使用してビールを醸造する以上は糖質が含まれています。なので、糖質を取り除くのはとても難しいのですが、弊社がこれまで培ってきた技術により糖質をゼロにすることができるようになりました。

ビールの主原料(イラスト/Lmaga.jp編集部)

──培ってきた技術で・・・。よく聞く文言ですが、具体的にわかりやすく教えてください。どうやって糖質を無くしているんですか?

糖質濃度を下げる方法としては大きく2つあります。1つは普段飲んでいるビールを「水で薄める」ことで糖質も薄めていくという方法です。でもそれではアルコール度数も低くなってしまいますし、味わいも薄くなってしまいます。すなわち飲み応えが全くないビールになってしまうんです。

──それは絶対においしくないですよね。

そうなんです。ビールを薄めずに糖質をゼロにするという新技術を開発したので、「PSB]は糖質がゼロなのにアルコール度数は5.5%なんですよ。

──アルコール度数も維持しつつ、糖質をゼロに。それができたらそりゃあ良いですけど。そのやり方は、さすがに企業秘密ですよね・・・?

うーん、そうですね・・・。分かりやすく説明すると、「酵母」に糖を食べきってもらう、という方法を使っています。

──糖を食べてくれるんですか!?

はい。酵母はビールを醸造するうえで必要なもので、麦汁中の糖を食べてアルコールと炭酸ガスをつくる働きをしてくれます。しかし、元気のない酵母は糖を食べきることができません。糖を残して酵母が死んでしまうと、糖質ゼロを実現できなくなります。

でも「PSB」では超元気な酵母を使用したり、酵母が気持ちよく糖を食べきれるような環境づくりをしたりしています。そうすることで、人間が摂るはずだった糖を事前にすべて食べてくれるので、糖質ゼロのビールが出来上がる、というワケなんです。

糖を食べ尽くし、アルコールと炭酸ガスに分解する「酵母」さま(イラスト/Lmaga.jp編集部)

──酵母、最強すぎる!! でも原材料の表記を見ると、「麦芽・ホップ・糖類」って書いてありますが・・・。やっぱり糖が入ってるのでは?

「糖類」というのが気になるところですよね。でもこれは酵母のエサになるもので、酵母により糖の大部分がアルコールと炭酸ガスに変換されます。製品中にほぼ残らないので、安心して飲んでください。

「パーフェクトサントリービール」について話す「サントリー」の商品開発研究部・山崎凌平さん(提供:サントリー)

■ 2回目のリニューアルでどこが変わった?

──発売してまだ1年なのに、もう2回もリニューアルしたんですね。売れ行きも好調だと聞いたのですが、なんでまたリニューアルしたんですか?

僕たちは毎日「PSB」と向き合っています。いかに今の中味よりおいしくできないかを日々考えています。前回のリニューアルから、またトライ&エラーを重ね、より良い中味がつくれるようになりましたので、よりおいしいものをお客さまに飲んでいただきたいという思いで、リニューアルしました。

──みなさんがレベルアップされたからこそのリニューアルなんですね! 今回のリニューアルではどういったところが変わったんですか?

1回目のリニューアルでは、ザ・プレミアム・モルツなどにも使われる「ダイヤモンド麦芽」をPSBの香味価値である「爽快なキレ」が維持できる量まで増やしました。その結果、飲みごたえを向上させられました。今回はさらに「ダイヤモンド麦芽」の増量に成功しました。

──「ザ・プレミアム・モルツ」と同じ麦芽を使ってるんですね。それをさらに増やしたなんて。

そうなんです。今回は全体の麦芽配合をゼロから見直し、濃色麦芽の一種である「ミンヒュナー麦芽」を1.5倍まで増量。そうすることで、爽快な後味を維持しつつ、ダイヤモンド麦芽の比率をさらに上げることができました。それにより前回よりも飲み応えを強化しながら、もっと爽快に飲めるガツンとしたビールに仕上がっています。

──麦芽の種類や量で味が変わるんですね。ガツンと強いビール、大好きなのでうれしいです!

「糖質ゼロだけど、おいしいビール」ではなく、あくまで普通のビールとして手にとってもらえるとうれしいなと思います。「本格ビールなのに、実は糖質ゼロだった」というか。なので、ビール好きにこそ飲んで欲しいですし、自信を持っておすすめします。

──自信を持って飲みます。ありがとうございました!

■ とはいえ、本当においしいのか? 飲んでみた

糖質がゼロになる理由は理解したけど・・・。おいしくないとやっぱり意味ない! ということで山崎さんの言葉を信じて「PSB」を飲んでみると、本当にガツンとしたキレと爽快感があり、飲みごたえ抜群。

また、心配していた薄さや物足りなさは全くなく、糖質ゼロとは言われなければ分からないほどおいしい! またアルコール度数は5.5%で、お酒を飲んでいる感覚もしっかりと感じられた。糖質ゼロで罪悪感なくビールが飲めるうえ、ガツンと感もある。むしろ飲まない理由がないのでは?

リニューアルした「パーフェクトサントリービール」は、全国のスーパーやコンビニにて順次販売されているほか、一部飲食店でも取り扱われている。


※ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転。妊娠中や授乳期の飲酒はやめましょう。お酒はなによりも適量です。飲んだあとはリサイクル。

※食品表示基準に基づき、100mlあたり0.5g未満を「糖質ゼロ」としている。

取材・文/野村真帆
提供:サントリーホールディングス

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