シットキングス「15年も一緒に踊るなんて、想像してなかった」

2022.11.9 19:00

s**t kingzのメンバー(左から)NOPPO、kazuki、shoji、Oguri

(写真6枚)

「トレンド」という言葉にとらわれず、おもしろいものに惹かれるがまま独自のダンススタイルを築き上げたs**t kingz(シットキングス ※通称:シッキン)。結成から15周年を迎えた彼らの、結成時から今現在、そして未来のシッキンについて、話を訊いた。

写真/KII 取材・文/Lmaga.jp

■ 「超絶カッコいいグループになりたかった」(Oguri)

アメリカ最大のダンスコンテスト『ボディロック』で連覇するやスターダムを駆け上がり、振付家・演出家として活躍する傍ら、史上初・歌わないアーティストとして『ミュージックステーション』(2021年)への出演を果たすなど、数々の偉業を達成。そんな彼らの4年ぶりとなる新作公演『超踊る喜劇「HELLO ROOMIES!!!」』が、11月10日より大阪で開幕する。

かつてのインタビュー記事を懐かしげに見る4人

──新作のテーマは「超踊る喜劇」ということですが、シットキングスさんに4年前にインタビューさせていただいたときに(ダンスライブ『メリーオドリマX’mas』2018年)、今後の展望として「目指すは踊る新喜劇」と仰っていたんです。

shoji「このときから言ってたんですね!」

──テーマはいつも変わらずに「喜劇」や「コメディ」というのが頭にあるんですか?

shoji「そうですね、いつも舞台をやるときは、シリアスになりすぎないようにしています。例えば新喜劇ってフラッと見に行けるじゃないですか、あの感覚でみんなに見にきて欲しいんです。ダンスでグッときたり、考えさせられたりするシーンもありつつ、しっかりと笑顔になって前向きになれる。自分たちの持ってる強みと、新喜劇の『元気になる感』、そこを混ぜられたらいいなっていう目標をずっと持っていますね」

──今年は結成15周年、華々しい年になると思いますが、15年前のグループ発足時は今こうやって「踊る喜劇」をやっているという想像はできていましたか?

一同「(口々に)絶対無いよね、舞台をやっているっていう想像がつかないもんね」

Oguri「超絶かっこいいグループになりたいくらいでした。カッコつけたい・・・そこしか考えてなくて、アクティングをすることさえも想像していなかったです」

shoji「そもそも15年も一緒に踊るなんて、当時は想像すらしてなかった」

Oguri「当時の自分たちが『ここから15年一緒だよ』って言われてたら、やめてたかもしれない(笑)」

一同「(爆笑)」

shoji「だから当時想像もしていなかった世界にいるというのはうれしいですよね。想像を超えてるってことなので」

超踊る喜劇「HELLO ROOMIES!!!」

会場:森ノ宮ピロティホール(大阪府大阪市中央区森ノ宮中央1-17-5)
期間:11月10日(木)〜13日(日)
料金:9000円

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