朝ドラ・悩む貴司、不穏なメモに視聴者ざわつく「大丈夫か?」

2022.11.2 19:45

岩倉螺子製作所・事務所にて、舞の母・めぐみから頼まれたパソコン作業をする梅津貴司(赤楚衛二)(C)NHK

(写真5枚)

ものづくりの街・東大阪で生まれ育ったヒロインがやがて航空の世界に惹かれ、成長していく連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK朝ドラ)。11月2日放送の第23回では、人力飛行機のためトレーニングに励む舞が、幼なじみの貴司が元気を無くしていることに気づくシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

人力飛行機「スワン号」のパイロットとなり、記録飛行のため設計の刈谷(高杉真宙)から体力の強化と体重の減量を指示された舞(福原遥)。大学の授業やアルバイトのかたわら、舞はハードなダイエットやトレーニングに励む。

一方、舞は幼なじみの貴司(赤楚衛二)が疲れていることに気づき、久留美(山下美月)と食事に誘う。元気のない貴司を心配していた舞だが、仕事に悩みながらもその苦しみを詩に活かそうとしていたことを知り、逆に励まされるのだった。

営業の成績がふるわず悩んでいたが、幼い頃から出入りしていた古本屋「デラシネ」の店主・八木(又吉直樹)から、「息ができへんぐらいしんどいときに生まれるのが詩や。もがいてたらいいんや」という言葉をもらい、気が楽になったという貴司。

SNSでは「デラシネの八木さん、貴司くんにとって心強い存在なんだろうね」「貴司くんに詩があってよかった」といった声が寄せられる一方、メモに残された詩の一節が「干からびた犬」という不穏な言葉であったことから、「干からびた犬って・・・心配しかない」「貴司くんの儚さに危うさを感じてしまう」「本当に大丈夫なの?」など心配する視聴者も多く、ツイッターでは「貴司くん」がトレンド入りした。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。第24回では、トレーニングに励むがなかなか体力が向上しない舞に、刈谷がある提案をする。

文/つちだ四郎

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