お笑いコンビ・からし蓮根、熊本県出身ならではの出囃子曲とは

2022.11.5 09:15

お笑いコンビ・からし蓮根(左から伊織、杉本青空)

(写真7枚)

「お客さんの気持ちを盛り上げる『前説』」(青空)

瀬戸:2人は音楽には興味ないの? それこそ青空はラップ好きやんな? あれは昔からなん?

青空:いや、最近ですね。今までそんな聞いてなかったんですけど、ラニーノーズの健人の家でYouTubeを見て、そこから遊びでやるようになってって感じです。

瀬戸:やり始めたらできた、みたいな感じか。まじでプロ級やもんな! 伊織は?

伊織:僕は西野カナ一筋です。西野カナさんの影響で、曲も出しました。

瀬戸:えっ? 伊織が曲を出したの?

伊織:伊織が作詞して、伊織が歌ってます。西野カナさんの歌詞の作り方とかを参考にさせてもらって、西野カナさんが活動を休止されてる間、その枠を誰が埋めとくんだってところで、僕が立ち上がりました。『私が好きになった大きな人』って曲なんですけど。

瀬戸:それはえっと・・・どういうつもりで?

伊織:僕も吉本から話がきたとき「どういうつもりで?」と思ったんですよ!(笑) でも、せっかくやからやりますってなって。僕と付き合ってる女性目線で書きました。iTunesで聴いてください。

瀬戸:伊織が作詞できて青空がラップで入ってきたら、からし蓮根として1曲出来るやん。それを出囃子にしたらええやん。

青空:なんで変えようとしてるんですか!いいでしょ、今の曲で。

瀬戸:それこそ完成形じゃない!? それこそが「概念」じゃないですか?

青空:自分で作った自分の出囃子に「概念は何や!」って、頭おかしいでしょ!(笑) 誰が笑うんですかそれで。

伊織:西野カナさんは自分の人生経験を歌詞にされていて、僕も結構人生経験積んできたんで。これ、良い曲書けますねぇ。

2019年には『M-1』決勝進出経験も。今年も順調に駒を進め、11月には準々決勝が控えている

瀬戸:最後にちょっとね、芸人にとっての出囃子とは? って聞かせていただいているんです。

青空:僕らの「前説」ですね。自分らが出る前にお客さんの気持ちを盛り上げてもらって、っていう。

瀬戸:いいですねぇ。すんません、1個だけ韻踏んでいただいていいですか?

青空:えっ !?だからまぁ、出番の前の前説で♪会場の空気を変えてく♪って感じですかね。

瀬戸:素晴らしいです・・・。もはやこちらのコメントだけいただいておきますので。

青空:ここまで真面目に答えてて!? なんで最後にイキって急にラップ挟むんですか(笑)。

瀬戸:僕が聞いたんじゃなくて「ちょっと待ってください、瀬戸さん !」で挟むのもいいなぁ・・・。なんで、インタビュー終わろうとしているところに割り込む感じにします。その方が読者の方が「かっこいい!」って喜ばれると思うので。頂戴致しました。

青空:頂戴致すな、そんなもん。

瀬戸:(笑)。じゃ、伊織さん。

伊織:そうですね・・・(沈黙)。ワクワク。

瀬戸:ありがとうございます! ということで、からし蓮根でした!

青空:いや大丈夫かこれ!? 最後「イキり」と「ワクワク」って(笑)。

最後は3人で撮影!

取材/瀬戸洋祐(スマイル)写真/渡邉一生

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本