「新たな挑戦」ららぽ堺にスタジアム、スポーツなど交流の場に

2022.11.6 08:15

スポーツやエンタメイベントを開催予定の「ファンスタクロススタジアム」(4日・内覧会の様子)

(写真8枚)

11月8日にオープンする商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと堺」(大阪府堺市)。施設中央には「ららぽーと」初となる屋内型スタジアムコートが完備され、臨場感あふれるスポーツやイベントを目の前で楽しめる。

近年人気が高まっている難易度の高い「X(エクストリーム)スポーツ」などを、身近に体感できる場として誕生する「ファンスタクロススタジアム」。約2500平方メートルもの広大なコートは2・3階からも見渡せる吹き抜け空間にあり、ステージイベントほかスポーツの試合などにも対応可能で、観覧可能人数は約1400人という。

国内商業施設では最大級となる542インチの大型ビジョン、さらにまるで野球場のように周りを取り囲む全長約58mのリボンビジョンも施され、4日におこなわれた内覧会では、ステージでのダンスやコートでのバスケットボールのパフォーマンスを華やかな照明・映像で盛り上げた。会場を囲む8台のメインスピーカーも設置されており、迫力あるサウンドでの本格的な音楽ライブの実施も可能となる。

6台のデジタルサイネージが鑑賞できる約380席がそろう「サカイ フードスタジアム」

コート周りには、イベントを鑑賞しながら飲食できる「サカイ フードスタジアム」を併設。公園をイメージした階段やベンチ席、6台のデジタルサイネージが鑑賞できる約380席があり、定期的に入れ替わる6店舗のフードにも注目だ。オープン時には神戸・富士宮など全国の焼きそば専門店「TEPPAN 220°」、韓国クリスピーチキン店「韓国食堂 KOREA CHICKEN FRITTERS」などが登場する。

プレス説明会にて、「三井不動産」専務執行役員 商業施設本部長の広川義浩氏は、スタジアムについて「吹き抜けがあるとお客さまの買い物の動線が分かれてしまうが、これは新しいチャレンジ。食や買い物だけでなく、スポーツ・エンタテインメントなどイベントを通じた体験を提供したい」と、意気込みを語った。

今後は11月19・20日に『東京2020夏季オリンピック』で競技に初採用され、スピーディーな展開が魅力の3人制バスケットボール「3×3」ファイナルラウンドの試合が関西地区で初開催。11月27日には小・中学生が対象の『ららぽーとeスポーツ杯 関西地区No.1決定戦』を予定している。

場所は「ららぽーと堺」1階、営業時間は朝10時から夜9時(一部飲食店などは異なる)。

取材・文・写真/塩屋薫

「三井ショッピングパーク ららぽーと堺」

2022年11月8日(火)オープン
住所:堺市美原区黒山22-1

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