ドラマ「エルピス」第3話、12年前の取り調べにある疑念

2022.11.7 09:00

ドラマ『エルピス−希望、あるいは災い−』(カンテレ)第3話より

(写真2枚)

女優・長澤まさみが主演をつとめるドラマ『エルピス−希望、あるいは災い−』(カンテレ・フジテレビ系)。その第3話が、11月7日・夜10時から放送される。

同ドラマは、スキャンダルによってエースの座から転落した局アナ・浅川恵那(長澤)と、彼女に共鳴した新米ディレクター・岸本拓朗(眞栄田郷敦)や報道局のエース記者・斎藤正一(鈴木亮平)が、冤罪疑惑を追っていくなかで自分の価値を取り戻していく物語だ。

かつて世間を騒がせた連続殺人事件の被害者と同じく絞められた痕がある中学2年生の女子生徒が遺体で発見された。当時犯人として逮捕・起訴された松本良夫死刑囚(片岡正二郎)の冤罪を訴えていた拓朗とともに調べ始めた恵那のもとに、松本死刑囚本人から手紙が届く。

一刻も早く松本死刑囚の冤罪を証明しなければと焦る恵那は、弁護士の木村(六角精児)から新聞記者の笹岡まゆみ(池津祥子)を紹介される。そして、恵那と拓朗の2人は、新聞社が保有する当時の事件資料を手に入れることに成功する。

ドラマ『エルピス−希望、あるいは災い−』(カンテレ)第3話より

さっそく資料をもとに12年前に事件の捜査に関わった八飛署の刑事・平川勉を訪ねる。しかし平川は、すでに最高裁で判決が下されていることを理由に、「犯人は松本で間違いない」の一点張り。実際に取り調べをおこなった刑事にも話を聞こうとするが、すでに退職して所在は不明だった。

ところが2週間後、拓朗が思わぬ方法で居場所を突き止め、恵那は松本の自供を引き出したとされる山下守・元警部にインタビューを敢行。核心をつく質問に、どこか歯切れの悪い返答をする山下の様子を見て、恵那は当時の取り調べにある疑念を抱く・・・。

脚本は、連続テレビ小説『カーネーション』(2010年)などで知られる渡辺あやが担当。プロデューサーは、ドラマ『カルテット』(2017年)、『大豆田とわ子と三人の元夫』(2021年)などを手がけた佐野亜裕美。同ドラマは毎週月曜・夜10時から放送される。

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