442年ぶりの「皆既月食+天王星食」、大阪も撮影する人々集まる

2022.11.8 20:55

皆既月食+惑星食を撮影する人々(8日、大阪市内)

(写真3枚)

皆既月食と惑星食が同時に見られるという貴重な現象に11月8日の夜7時頃、大阪・本町では空を見上げてスマホを掲げるサラリーマンやOLの姿で溢れた。

月が地球の影に完全に隠され、赤黒く変色した満月が見られる現象「皆既月食」。2021年11月に起こった前回は 「ほぼ皆既月食」 「大部分月食」 などと呼ばれた部分月食だったが、今回は正真正銘の 「皆既月食」 となり、また月食の最中に月が天王星を隠す 「天王星食」 も。このように皆既月食中に惑星食が起きるのは、日本では実に442年ぶりだという。

太陽から届くわずかな光に照らされ、月が赤黒くなる皆既月食(8日・20時頃、大阪市内)

この貴重すぎるダブル天体ショーに、会社帰りの人々が夢中に。たまたま気づいて撮影したという30代の女性は、「帰り道、たくさんの人がスマホで空を撮っていて、思わず私も。うまく撮れないですけど、すごく貴重な日だったみたいでよかったです」と驚きつつ、だんだん赤黒くなっていく月を眺めていた。

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