ピエール・エルメの情熱を凝縮、リッツ京都のアフタヌーンコーヒー

2022.11.20 16:30

1階ザ・ロビーラウンジでのコラボレーションアフタヌーンティー

(写真7枚)

ピエール・エルメ氏のパティスリー「ピエール・エルメ・パリ」が、カプセル式コーヒーのパイオニア「ネスプレッソ」とコラボ。共同開発したコーヒーを味わえるアフタヌーンティーが、11月30日からホテル「ザ・リッツ・カールトン京都」(京都市中京区)にてスタートする。開催に先駆け、フランスからピエール・エルメ氏が3年ぶりに来日し、自身が手がけたコーヒーへのこだわりについて熱く語った。

エルメ氏といえば、ローズやライチ、フランボワーズを組み合わせたプティガトー「イスパハン」など、その巧みな味の組み合わせ技術から「フレーバーの魔術師」との呼び声が高い、フランスを代表するスイーツ界の巨匠。同ホテルのアフタヌーンティーでは、そんなエルメ氏のスイーツが楽しめると、幅広い世代の女性から高い人気を誇っている。

今回実施された「ネスプレッソ」とのコラボでは、程よい苦みのコロンビア産シングルオリジンコーヒー「アンフィニマン エスプレッソ」(「オリジナル」向け)「アンフィニマン ダブルエスプレッソ」(「ヴァーチュオ」向け)、ヘーゼルナッツの香りが特徴的な「アンフィニマン グルマン」(「オリジナル」、「ヴァーチュオ」向け)、ラズベリーの風味を感じる「アンフィニマン フリュイテ」(「オリジナル」、「ヴァーチュオ」向け)の6種の数量限定コーヒーが誕生。

コラボアフタヌーンティー発表のため3年ぶりに来日したピエール・エルメ氏(14日・京都市)

エルメ氏は、「このコーヒーを作るため、2度に渡ってコロンビアに行きましたし、みずみずしいラズベリーの味わいを表現するために何度も試行錯誤を重ねて時間を費やし、細部にわたってこだわりを追求しました。そんなプロセスを経て生まれたコーヒーを、ぜひみなさんにも楽しんでほしい。」と、このコラボに並々ならぬ気合いで挑んだことを明かした。

また、「素材の品質の高さには自信があります。今回開発した全6種のコーヒーの味わいを通じて、『ネスプレッソ』に新たな風を吹き込めたことを誇りに思います」と、かなり手応えを感じているよう。

パティスリーは、バニラ風味のサブレとプラリネの食感が楽しい「トリマ」、フランボワーズ紅茶風味の「リーヴ ゴーシュ」、ヘーゼルナッツが香ばしい「プレジール シュクレ」など、コラボコーヒーとのペアリングが楽しめる3種のプティガトーが登場。

左からフランボワーズと紅茶風味の「リーブゴーシュ」、バニラ風味のサブレとプラリネの食感が楽しい「トリマ」、ヘーゼルナッツが香ばしい「プレジール シュクレ」

コーヒーがプティガトーの甘さを引き立てながらも程よい苦みですっきりとさせ、どれも共通して上品な味わいに仕上がっている。エルメ氏は、「アフタヌーンティーというよりアフタヌーンコーヒーですね(笑)」とユーモアを混ぜながら、自身が手がけたコーヒーとスイーツを紹介した。

価格は6958円(税サ込)。期間は12月19日までの20日間限定となっている。

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