見取り図、M−1準々決勝敗退に「初めて違う目標に向かえる」

2022.11.19 19:30

お笑いコンビ・見取り図(左から盛山晋太郎、リリー)

(写真1枚)

お笑い芸人・見取り図(盛山晋太郎、リリー)が11月19日、公式YouTube「見取り図ディスカバリーチャンネル」を更新。ラストイヤーで準々決勝敗退となった『M−1グランプリ』について、心境を明かした。

2022年に上京し、今やテレビで観ない日はないほど活躍する見取り図だが、なにより獲りたいのが若手漫才師の頂点『M−1グランプリ』優勝。2018年、2019年、2020年と、3年連続ファイナリストとなり、ラストイヤーとなる今年は是が非でもと意気込んでいたが、惜しくも準々決勝で敗退となった。

◆盛山「あかん、もう一生取りに行かれへん!」

ネタで2人が噛みすぎたと言いつつも、「年々レベル高くなってるし、今年なんか(エントリーが)7000組。ホンマに思うねんけど、俺らなんで3回決勝行ってたん? 夢、あれ? なんで行けたん?」と、周囲のレベルの高さに驚いたという盛山。リリーは「今からもっと、もっと(M−1という)競技になる」と語った。

常に優勝候補に挙げられていた見取り図だが、今回の準々決勝敗退という結果に、盛山は「密着カメラが予選からずっと付いているんですよ。『アナザーストーリー』(舞台裏を追ったドキュメンタリー番組)のために。俺、今年とかさぁ、『忘れ物を取りに行きます!』とか言ってて。あかん、あかん、もう一生取りに行かれへん! めっちゃハズい!あかん、全部がハズい!」と告白。

リリーも、「ハズいというか、あぁと思ったのが、かまいたちさんのパターンで、山内さんが『出んでいい』と。濱家さんが『いや、出よう』と。それで2位。めっちゃかっこいいやん。俺らもそうやったやん。俺、あんまり乗り気じゃなかったけど、モリシが『後悔したくないから出よう』と。これ、かまいたちのフラグ立ったと思ったよ。そしたら準々で落ちたから。うわぁ、フラグじゃなかった」と明かした。

◆リリー「初めて、違う目標に向かえるんやと」

それでも2人の表情にはまったく暗さはなく、盛山は「最初に出たの20歳とか、初めて予選出たの。そっから続いてるストーリー(物語)やから。今、ナチュラルに出たわ、ストーリー(笑)。お笑いに入った瞬間から『M−1グランプリ』やったやん、ずっと」と話すと、リリーも「初めて、違う目標に向かえるんやと思ってる。『M−1』ばっかやったやん、俺らの芸人人生。フェーズが変わった感じ。心配してくれる声もあるやん。全然大丈夫!」と、すでに次のステージに向かっているようだった。

最後に盛山は、「漫才は一生やっていくし、これからも変わらない。ぜひね『M−1グランプリ』を意識してない漫才を楽しみにして欲しいね。だから、なによりもぜひみなさん、劇場にお越しください。僕らはいるんで、常に劇場に。感謝です。こんなに熱くさせてもらって、15年間。ぜひ劇場でお待ちしています」と視聴者に清々しい表情で語りかけた。

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