百貨店の顔に思い込める、「阪急うめだ」名物ウインドーの仕掛け人

2022.11.27 08:15

阪急うめだ本店のストアデザイン部・アートディレクターの亀山和廣さん
７面のウインドーの初期ラフ案。この時点から立体的な造形物を想定して描くという
今年は亀山さんが「周りが大騒ぎしても物怖じしない、元気なアリスに惹かれた」という『不思議の国のアリス』のディスプレイ
「作る側がわくわくしていないと、相手にもそういった思いが伝わらないと思っています」と亀山さん
最初の手描きラフをブラッシュアップして、より精密な設計図が完成
各ウインドウの枠の装飾イメージ。今年は「ゴービースタンプ」大下範子氏のスタンプデザインが施され、物語の世界観を華やかに表現
チェコ在住の人形作家・林由未氏による「マリオネット」。キャラクターにより動きが異なる芸の細かさにもご注目を
アニメや映画の世界観にとらわれないように、亀山さんは本やバレエ作品のビデオでリサーチし、原作のストーリーを再現したそう
学生時代から絵を描くのが好きだった亀山さんは、思いついたイメージをすぐメモしておくそう

(写真9枚)

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