大阪・中之島のイルミネーションが3年ぶりに点灯「経済も回す」

2022.11.22 16:30

2016年におこなわれた「大阪市中央公会堂」のプロジェクションマッピングを雨の中傘をさしながら鑑賞する人々(13日、大阪市中央公会堂)

(写真4枚)

御堂筋沿いを彩る『御堂筋イルミネーション』をはじめ、大阪府内各所で賑わいを見せているイルミネーションイベント『大阪・光の饗宴』。そのなか、3年ぶりに実施予定のコアプログラム『OSAKA 光のルネサンス』について、松井一郎市長が11月21日の定例会見で、感染拡大化でも実施予定であると言及した。

「大阪市中央公会堂」のプロジェクションマッピングを中心に中之島エリアがライトアップされる『OSAKA光のルネサンス』。例年多くの人が足を運ぶが、2020年と2021年の開催時は緊急事態宣言が発令され、中止されていた。

今年は、今秋以降に感染拡大が起こった場合について「新たな行動制限はおこなわず、社会経済活動を維持」と、国の新型コロナウイルス感染症対策分科会(11月11日実施)から方針が出されている。

松井一郎市長は、「この2年間は密を避けるために中止してきたが、コロナの正体も少しずつ解明され、国の専門家会議でも方向性が出ている。100%完璧に抑え込んでいるわけではないが、ウィズコロナというなかで経済も回さなければ」とコメント。

さらに、「感染が少しずつ拡大がしている状況でも、感染対策を講じながら実施したい。コロナは存在するが町の賑わいを作っていくこと、経済対策と市民や訪れるみなさんんの満足度を高めることも必要」と話した。

『OSAKA光のルネサンス』は、12月14日から25日まで。「大阪市役所」や中之島のケヤキ並木など一部のイルミネーションは、11月3日から12月31日まで実施されている。

取材・文・写真/岡田由佳子

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