大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第46回・将軍になった女

2022.11.28 06:45

鎌倉御所・廊下にて。政子(小池栄子)にあることを告げられ険しい表情の義時(小栗旬)(C)NHK

(写真10枚)

俳優・小栗旬が主演を務め、鎌倉幕府二代執権・北条義時を中心に描く大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)。「将軍になった女」と題する第46話(12月4日放送)では、源氏の正統が断絶した鎌倉にて、新たな将軍をめぐりさまざまな思惑が絡み合う。

三代目鎌倉殿・源実朝(柿澤勇人)の右大臣拝賀式が鶴岡八幡宮で盛大に執り行われた第45回(11月27日放送)。牡丹雪が降り積もるなか、式を終えて楼門から出てきた実朝を、公卿と源仲章が迎えて整列すると、門弟とともに木の陰に潜んでいた公暁が姿を表す。鎌倉への野心を燃やす公暁によって実朝は暗殺、その悲劇は鎌倉を震撼させるのだった。

鶴岡八幡宮での惨劇によって実朝を失い、源氏の正統は断絶。義時、大江広元(栗原英雄)たちは、新たな鎌倉殿を迎えようと朝廷に伺いを立てる。さらには、空席となった将軍の座をめぐって義時の妹・実衣(宮澤エマ)が野心を燃やし、三浦義村(山本耕史)が暗躍する。

一方の京では、鎌倉への不信感をさらに強めた後鳥羽上皇(尾上松也)が、藤原兼子(シルビア・グラブ)、慈円(山寺宏一)らとともに、今後を見据えて鎌倉への圧力を強めていく。

そして北条家では、思い悩む義時の長男・泰時(坂口健太郎)をよそに、義時の妻・のえ(菊地凛子)が愛息の政村(新原泰佑)を・・・。

本作は、後の鎌倉幕府二代執権となる北条義時を主人公とし、野心とは無縁だった若者が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く物語。放送はNHK総合で毎週日曜夜8時から、BSプレミアム・BS4Kでは午後6時からスタート。最終回(第48回)は12月18日放送。

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本