醍醐虎汰朗、朝ドラで目黒蓮と共演し「演技に衝撃を受けた」

2022.11.29 08:45

航空学校編で舞の同期・吉田大成役を演じる醍醐虎汰朗 (C)NHK

(写真2枚)

東大阪生まれのヒロイン・岩倉舞(福原遥)が、「空」に憧れやがて航空業界へと進んでいく連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK朝ドラ)。航空学校での舞の同期・吉田大成(たいせい)役を演じる醍醐虎汰朗(だいご・こたろう)が、自身の役柄や共演者について語った。

俳優活動にくわえ、新海誠監督のアニメ映画『天気の子』で主人公・森嶋帆高の声を演じたことでも話題を呼んだ醍醐。今作では、舞が出会う同期たちのなかでもひときわやさしく成績優秀な吉田を演じており、醍醐は「航空学校編の学生6人は役のイメージを膨らませるための『人生年表』をいただいたので、そこからシーンで描かれていない部分の吉田の人生を想像しました」と明かす。

また役作りについて、「吉田は内に秘めた大きなやさしさと強さを持っているけれど、出し方はソフトにしたかったので『出しゃばりすぎず、薄くなりすぎず』というバランスに気をつけて演じています」と語った。

また、ヒロイン・舞含む5人の同期を演じる共演者への印象を、「5人の俳優さんたちとの共演は楽しいです。みんなそれぞれに演技のアプローチが違うのが面白いですね。なかでも、『自信家で嫌な奴』に映ってしまいそうな柏木というキャラクターを、カラッとした硬派な男として作り上げる目黒蓮さんの演技には衝撃を受けました」と振りかえった。

航空学校にて写真撮影をする舞たち。左から、中澤真一(濱正悟)、水島祐樹(佐野弘樹)、矢野倫子(山崎紘菜 )、岩倉舞(福原遥)、吉田大誠(醍醐虎汰朗)、柏木弘明(目黒蓮)(C)NHK

そんな現場はとにかくなごやかだといい、「控え室では本当に他愛のない会話をしているんですが、福原さんと目黒さんは天然よりのボケ、濱正悟さんもボケかな。僕と山崎紘菜さんは、どちらかというとバランサーというか、ツッコミ役ですかね」と冷静に分析。

最後に「チーム6人が笑ったり泣いたりしながら、助け合って成長していきます。でも、このあと大きな出来事があり、さらにチームというものを強く意識するポイントになります。その出来事に対して、みんなの感情がいろいろと動いていくところはおすすめです」と見どころを語った。

『舞いあがれ!』の放送は、NHK総合で朝8時から、またBSプレミアム・BS4Kでは朝7時半から。

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