ASMRで需要増? パインアメ会社が手がける新感覚「噛んディ」

2022.12.11 17:15

「パイン」の新商品、噛んで楽しむキャンディ「噛んディ」

(写真5枚)

穴あきキャンディ「パインアメ」でおなじみ、大阪の菓子メーカー「パイン」(本社:大阪市天王寺区)が、11月25日より「ドン・キホーテ」限定の新商品「噛んディ」を発売。「噛んで食べる」&「味を組み合わせて楽しむ」という新感覚なコンセプトに、SNSでは「アメちゃんめっちゃ噛む先輩にこれあげたいなw」「なにこれおいしそう」など反響が寄せられている。

「なめる」ではなく「噛む」ことに重点を置いた「噛んディ」。新商品が誕生した経緯について、同社の広報担当者に訊くと、当初は「ちょっと個性的でSNS映えしそうなキャンディ」という思いからスタートしたという。そのため、ユニークな商品を多く揃えている「ドン・キホーテ」での専売が決まった。

原案は「おつまみキャンディ」として、えだまめ・チーズ味のキャンディを予定していたものの、「個性的すぎる」とボツに。次に目をつけたのが「噛んで食べる」というコンセプトだ。

ここ数年、YouTubeを中心に流行しているASMR(※聴覚や視覚に訴えかけ、心地よい感覚を味わえる音声や動画のこと)の影響から「噛むアメ」の人気が出ていることや、普通になめるより楽しいということから「噛んディ」が誕生した。

別のパッケージのフレーバーを組み合わせて違った味を楽しむことができる

「SNS映え」がコンセプトのひとつということで、アメを食べる際の「サクサク音」はASMRを意識。フレーバーも「アップルパイとメロンパン」「コーラとソーダ」「シュークリームとチョコソフト」「ハチミツとアーモンド」「いちごとバター」「バナナとミルク」の6袋・12種類と豊富なラインアップに。フレーバーを組み合わせて違った味を楽しむことができるんだとか。

担当者は「パッケージもゆるくてかわいいテイストで統一し、全種類を集めて撮影したくなるように工夫しました。『ほかには無いフレーバー』を目指したので、かなり個性的な商品になっているのではないでしょうか」とコメントしている。

■ 実際に噛んで食べてみた

噛みはじめは「ボリボリ」、徐々に「サクサク」の食感に。細かくなるので噛みやすいが、個人的にはゆっくり舐めて楽しみたいとも感じた。ソーダ×シュークリームでクリームソーダ、メロンパン×チョコソフトでチョコメロンパンなど、確かにいろいろな組み合わせで食べてみると楽しそうだ。

「噛んディ」(192円)は全国の「ドン・キホーテ」で発売中。数量限定で無くなり次第終了とのことなので、見かけた方はぜひ試してみて。

取材・文/つちだ四郎

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