舞いあがれ!第9週振りかえり・私らはチームや

2022.12.2 08:15

柏木に声をかける岩倉舞(福原遥)(C)NHK

(写真4枚)

空を飛ぶことに魅入られたヒロインが、旅客機のパイロットを目指して成長する姿を描く連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK朝ドラ)。12月3日は、「私らはチームや」と題する第9週(11月28日〜12月2日放送)を振りかえる。

2007年4月、航空学校に入学したヒロイン・舞(福原遥)は宮崎本校での座学課程を終え、いよいよ北海道・帯広でのフライト課程に臨む。日本各地を旅する幼なじみ・貴司(赤楚衛二)からの手紙と短歌に勇気づけられる舞だったが、飛行訓練が始まる前日に、帯広分校の教官についてある噂を耳にする。

同期の中澤(濱正悟)が言うには、帯広では航空自衛隊の戦闘機パイロット出身で「鬼教官」と恐れられる人物が存在するのだという。その教官は大河内という名で、情け容赦なく次々と学生たちを退学させるというのだ。

フライト訓練では3人の学生で1チームとなり、担当教官による指導を受ける。舞は、座学課程でも同じグループだった柏木(目黒蓮)、水島(佐野弘樹)と同じチームになる。いよいよ担当教官の発表となるが、舞たちを指導する教官は噂の大河内守(吉川晃司)であることが判明する。

舞たちは戦々恐々としながらも、大河内の指導のもとで早速フライトシミュレーターによる訓練が始まる。フライトシミュレーターでは、「プロシージャー」とよばれる一連の操作手順の確認がおこなわれるが、その途中で手が止まってしまった舞は、明日から始まるフライト訓練までに完璧に覚えるように求められる。

柏木と水島の部屋にて。舞(福原遥)の練習を手伝う柏木(目黒蓮)(C)NHK

その夜、チームごとに明日のフライト準備をおこなったあと、舞は水島に手伝ってもらいながらプロシージャーの復習をおこなう。練習中に水島が席を外している間、同室の柏木が舞の練習に付き合ってくれることになる。

初フライトを翌日に控えて少し不安な気持ちを吐露する舞に、柏木は「明日のフライト、俺は楽しみだけどな」と呟き、「だって、飛ぶために来たんだろ?」と舞に語りかける。その飾らない真摯な言葉にはっとした舞は、「明日のフライト、3人で頑張りましょ」と笑顔になるのだった。

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