たむけん、キッズカレー1000食を無料提供「子どもが一番」

2022.12.5 18:15

左からたむらけんじ、ファンキー加藤(12月4日、枚方市)

(写真5枚)

間寛平をはじめ多くの吉本芸人が集結する「笑い」と「ラン」が融合したマラソンイベント『淀川寛平マラソン』が12月3・4日に「淀川河川公園」(大阪府枚方市)で開催。お笑い芸人・たむらけんじが、参加した子どもたちにむけての太っ腹企画を明かした。

今年で第10回目を迎えた同イベント。ハーフマラソンをはじめ、10キロマラソン、12キロウォーク、小学生3キロマラソン、ペア5キロマラソン、駅伝など多彩な競技がおこなわれ、アットホームな雰囲気で、一般参加者と吉本芸人らが一緒にマラソンを楽しんだ。

大会のMCをはじめ、マラソンの応援に飲食の提供と多忙を極めたたむらは、イベント後の会見で「寛平師匠から『10』という数字にちなんだものをとオーダーされたので、毎年200食提供していたカレーを2日間で倍の400食に、って言ったらあまりにもまわりの反応が悪くて。考え直して、子供たちがたくさん来るということで『キッズカレー1000食を無料提供』にしました」と経緯を説明。

「もう『10』どころやないねんけどね。みなさん1回経営してみてください。倍の400食ってエゲツないですから!」と嘆く場面も。

それに対し寛平は、「でもやって良かった。子どもたちからめちゃくちゃ『ありがとう!』っていわれて。コロナ禍で大人たちも苦しんだけど、子どもたちが一番苦しんだからね。子どもたちが喜んでくれるのが一番」ときれいに締めたつもりが、「でも肉ちっちゃいねん」(寛平)、「米つめたい、って誰か言ってた」(ミサイルマン・西代)とイジられると、「タダはそんなもん!」と弁明し、記者陣を笑わせた。

50歳になる来年5月での芸人引退と渡米によって来年の同イベントには参加しない意向のたむら。会見の最後には、エンディングでライブをおこなったファンキー加藤に「来年、2日間で1000曲やる?」とリクエストし、「寛平マラソンの番頭」らしく最後まで会見を盛り上げた。

取材・文・写真/上地智

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