アートとしての恐竜世界、兵庫県立美術館で特別展「恐竜図鑑」

2022.12.10 12:15

チャールズ・R・ナイト《ドリプトサウルス(飛び跳ねるラエラプス)》1897年 グアッシュ・紙 40×58cm アメリカ自然史博物館、ニューヨークImage #100205624, American Museum of Natural History Library.

(写真2枚)

特別展『恐竜図鑑-失われた世界の想像/創造』が、「兵庫県立美術館」(神戸市中央区)にて、2023年3月4日から開催される。

19世紀の化石発掘を契機に、絶えず人々の想像力を刺激し続けてきた恐竜。同展では、恐竜が発見される以前の幻獣から、発見後の19世紀の奇妙な復元図、20世紀の鮮明で躍動感あふれる絵画作品、さらには近年の研究に基づく現代のパレオアート(古生物美術)までが集結。初期から現在にかけてざまざまな様式で描かれてきた、恐竜を始めとする古代生物のイメージの歴史を展望することができる。

見どころは、恐竜美術の2大巨匠、チャールズ・R・ナイトとズデニェク・ブリアンによる作品。彼らの精巧で生き生きとした絵画は日本の図鑑などにも模写され、我々が持つ恐竜のイメージ普及に大きな影響をあたえた。人々の探究心をかき立てた恐竜画のオリジナルが観られる貴重な機会となっている。 期間は5月14日まで。チケットは一般2000円、大学生1500円で、1月20日から発売される予定。

兵庫県立美術館「恐竜図鑑-失われた世界の想像/創造」

期間:2023年3月4日〜5月14日
料金:一般2000円
住所:兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1−1

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