50年代のアメリカンダイナー風ブッフェ、韓国の若者文化から着想

2022.12.11 15:30

『ストロベリースイーツブッフェ 50s(フィフティーズ)レトロ』

(写真5枚)

ホテル「ヒルトン大阪」(大阪市北区)で、ユニークなコンセプトのいちごブッフェが、2023年1月6日から開催される。

冬から春にかけておこなわれるホテルの一大イベント・いちごブッフェ。1月5日のいちごの日を前に、巷ではさっそく開催情報が飛び交っている。いちごをメインに、各ホテルが趣向を凝らしたテーマを発表するなか、「ヒルトン大阪」のコンセプトにSNSでは「世界観がラブ!」との声が多数寄せられている。

『ストロベリースイーツブッフェ 50sレトロ』と題して、50年代のレトロなアメリカンダイナーをイメージした同ホテルのブッフェ。ジュークボックスやピンクのアメ車、レコードといった装飾が、映画に登場しそうなポップなダイナー感を演出している。

いちご×アメリカンダイナーという異色のタッグについて、「懐かしいものを『エモイ』と感じる世代に響くビジュアルを取り入れ、ブッフェの差別化を狙っています」と語る広報の古澤さん。50年代に流行したアーティストやポップス、ファッションといった要素を参考に世界観を作り上げたそう。

■韓国のユースカルチャーに触発された「アメリカンレトロ」

古澤さんオススメのダイナミック・バニラババロア

また昨今韓国で発展中のユースカルチャー「ニュートロ」(ニューとレトロを掛け合わせた)要素も取り入れているとのこと。カフェに50年代の欧米風のインテリアを取り入れるなど、古いものを新しいととらえる若者の文化だそうで、日本でも流行した昭和レトロに近い動きと思われる。

しかし、あくまでいちごがメインということで、会場は水色やピンクといったパステルカラーが基調に。ポップなアメリカンダイナーをイメージしたジュークボックスやレコード盤などの装飾の中、50年代の水玉ファションを彷彿とさせる個性豊かないちごスイーツ全20種が揃う。

なかでも古澤さんのおすすめは、ベリーたっぷりダイナミック・バニラババロア。「サイズ感がアメリカンです!」と、太鼓判を押している。料金は平日5600円、土日祝6200円。期間は2023年5月14日まで。

ヒルトン大阪『ストロベリースイーツビュッフェ 50s(フィフティーズ)レトロ』

期間:2023年1月6日〜5月14日
料金:平日5600円、土日祝6200円
住所:大阪府大阪市北区梅田1-8-8 ヒルトン大阪10F

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