ゴジラ・エヴァも…3000点のフィギュアが大阪に集結、販売も

2022.12.13 18:30

おまけ付き菓子「チョコエッグ」で大ヒットした動物たちのフィギュアがずらり

(写真13枚)

3000点以上のフィギュアが集結する「海洋堂フィギュアミュージアム ミライザ大阪城」が、12月12日に複合施設「ミライザ大阪城」(大阪市中央区)内にオープンした。

世界的に名高いフィギュア制作メーカー「海洋堂」(本社:大阪府門真市)による精巧なフィギュアの数々を存分に鑑賞できる同施設。関西地区では滋賀・長浜市のミュージアム、大阪・門真市の「海洋堂ホビーランド」に続く展示施設となり、海外からも人気の観光スポット「大阪城天守閣」前という立地をいかし、日本のポップカルチャーを発信するという。

フィギュアは「見くらべて楽しめるよう」モチーフごとに展示され、10のエリアがスタンバイ。入口では人気アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』初号機の約2メートルものフィギュアがお出迎えし、前半展示では「特撮」のゴジラやウルトラマン、「漫画・アニメ」「美少女フィギュア」など、おなじみのキャラクターが勢ぞろいする。

後半は、リアルさを追求する同社ならではの得意分野「生き物」や「日本文化・歴史」がテーマの展示が続く。「食玩」では、1999年に発売され、3年間で1億個以上を売る大ヒットとなったおまけ付き菓子「チョコエッグ日本の動物コレクション」の愛らしい動物たちがずらり。さらに、日本文化を象徴する仏像や芸術家・岡本太郎の「太陽の塔」などのアート作品もそろい、ミニチュアながら多ジャンルを網羅した世界観を楽しめる。

会場全体では、壁面にフレームのある窓のなかでの展示手法を多く用いて、作品をより際立たせる工夫も。ジャンルにより照明の明るさも変化させ、特に「BOXジオラマ」コーナーでは、暗めの空間内で箱に入った恐竜の世界や映画のワンシーンが浮かびあがるドラマチックな演出にこだわったという。

同社専務取締役の宮脇修一氏は「フィギュアを作り始めてちょうど40年。情景や思い出を形にできたり、感動を形として持ち帰ってもらえるのが魅力ですよね」と語り、「この施設はマニア向けでなく、海外の方など誰もがフィギュアの入口としてライトに見れる展示を意識しました」とコメント。

場所は「ミライザ大阪城」地下1階、営業時間は朝9時30分~夕方5時30分(入館は5時まで)。入館料は大人(高校生以上)800円、子ども(小学生以上)400円、入館特典の缶バッジ付き(2023年2月まではフィギュア付き)。入場無料の「ミュージアムショップ」「カプセルミュージアム」も併設。

取材・文・写真/塩屋薫

「海洋堂フィギュアミュージアム ミライザ大阪城」

2022年12月12日(月)オープン
住所:大阪市中央区大阪城1-1 ミライザ大阪城B1
時間:9:30〜17:30(最終入館は〜17:00)
料金:大人(高校生以上)800円、子ども(小学生以上)400円

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本