淡路島に初のマリオット系列のホテルが開業、道の駅に隣接

2022.12.21 16:15

「フェアフィールド・バイ・マリオット 兵庫淡路島福良」のロビーラウンジ

(写真8枚)

世界各地に高級ホテルを展開する「マリオット・インターナショナル」(本社:アメリカ合衆国メリーランド州)による宿泊施設が12月16日、兵庫・淡路島にオープンした。

「地域の知られざる魅力を渡り歩く旅の拠点となるホテル」というコンセプトのもと、全国の道の駅に隣接するホテルブランド「フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅プロジェクト」。2020年に岐阜で1軒目を開業して以来、京都・京丹後や天橋立、和歌山・串本といった地方を中心に、現在は9道府県全20カ所にホテルを構えており、今回で21軒目となる。

高級ホテルブランドを手がけるマリオット系列のホテルということに加えて、道の駅で販売されている地域の特産物をホテル内で楽しめることから、道の駅ファンやドライブ旅行者にも好評で、2025年までには26都道府県での開業を予定しているそうだ。

淡路島初進出となる今回は、インバウンド宿泊客が島内3市で最も多い南あわじ市にオープン。隣接する道の駅・福良には、新鮮な海鮮物や野菜が並び、ホテル内に完備されたキッチンで調理し、食べることも可能だ。

海を望む落ち着いたデザインの客室「ツイン」(1室 1万4520円〜)

さらに施設周辺では、淡路島の観光名所である鳴門の渦潮を間近で見られる「うずしおクルーズ」、自転車で島を一周できる約150kmのサイクリングコース「アワイチ」など、自然に囲まれた環境でのアドベンチャーツーリズムが楽しめる。

のどかな町並みや海を望む客室は、クリーンで落ち着いたデザイン。コンパクトながらも天井は高く、広々空間に感じられるので、ドライブや旅の疲れを癒やしてくれそうだ。素泊まりを基本とし、ツイン65室とキング35室の全100室となっている。

同ホテルのオープンにあたり、南あわじ市の守本憲弘市長は、「新たなお客さまが淡路島に訪れたいと思ってもらえる地域づくりを進めたいと考えております。また、このホテルから地域の魅力と相まって新しいシナジーが起こることを期待しています」とコメントを寄せた。

宿泊料金は1室1万4520円〜(税サ込)。

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