NHKクロ現に新海誠監督、「すずめの戸締まり」に込めた思いとは

2022.12.9 18:30

『クローズアップ現代』に出演した新海誠監督と桑子真帆アナウンサー (c)NHK

(写真4枚)

報道ドキュメンタリー『クローズアップ現代』(NHK総合)の12月12日放送回に、映画『君の名は。』の新海誠監督が出演。最新作『すずめの戸締まり』に込めた思いを語るという。

11月に劇場公開された『すずめの戸締まり』で、原作・脚本・監督を務めた新海監督。驚異的なヒット作となった『君の名は。』(2016年)、『天気の子』(2019年)に続く3年ぶりの新作は、「集大成にして最高傑作」ということで公開前から話題となっていた。

17歳の少女・鈴芽(すずめ)が、日本各地で発生する「災い」を鎮めていく冒険物語で、興行収入は公開24日間で75.9億円を突破(12月5日現在)。エンタテインメント性が高く、多くの支持を受けているが、実は東日本大震災を真正面に描いた意欲作だ。

番組では、なぜ監督が東日本大震災に向き合い続けるのかを探るべく、東北での舞台挨拶の裏側にも密着。映画制作の不安を告白しながら被災した当事者たちと交流する姿を追った。

新海監督は、「映画を1本作って公開すると、さまざまな声が届きます。それらの言葉にずっと励まされたり教えられたりしてきました。しかし、監督である自分に向かっては決して語られないような言葉、僕からは見えてこないような声をずっと聞きたかった」とコメント。

桑子真帆アナウンサーによるインタビューを受けたことで、「番組の取材と桑子さんとの対話は、その声の一端を聞かせてくださいました。心から感謝しています」と話している。放送は、12日・夜7時半からNHK総合にて。

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