JR西日本、うめきたエリア開業に向けた線路工事で特急が運休

2022.12.10 06:15

うめきたエリア開業に伴う運行計画を発表する三津野隆宏執行役員(12月9日・大阪市内)

(写真4枚)

「西日本旅客鉄道(JR西日本)」(本社:大阪市北区)は12月9日、大阪駅(うめきたエリア)開業に向けた運行計画を発表。線路切換工事に伴い、特急「はるか」の全区間と、「くろしお」の一部区間で丸1日列車の運転を取り止めるという。

今回実施される工事は、2023年春開業予定の大阪駅(うめきたエリア)に、「はるか」と「くろしお」を停車させるためにおこなうもの。現状、いずれの特急も大阪駅に停車することができず、新大阪駅〜西九条駅間の線路を切り換える必要がある。

運転を休止するのは、2023年2月12日の終日で、「はるか」は「野洲・京都〜関西空港」の全区間・全列車が対象。「くろしお」は、「京都・新大阪〜天王寺」間の全列車で、天王寺で折り返し、和歌山方面は運転する。また、どちらの特急列車も振替・代行輸送は実施しない。

これにより道路交通も規制され、通行止めとなるため注意が必要だ。期間は2023年2月11日・夜10時〜2月13日の朝6時まで。区間はなにわ筋・府道41号線の一部区間(浄正橋踏切付近)で、詳細な規制区間や迂回路は大阪市のサイトにて。

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