「年末年始の来客がない」…大掃除は減少傾向? ダスキンに聞いた

2022.12.29 10:00

年末年始の恒例行事となった「大掃除」

(写真1枚)

1年を気持ち良く締めくくる・・・年末年始の恒例行事「大掃除」。除菌・抗菌の意識が高まったコロナ禍だったが、大掃除の実施は低下傾向にあるようだ。

「ダスキン」(本社:大阪府吹田市)が20歳以上の男女を対象におこなった意識調査によると、2021年末の大掃除実施率は51.8%と、2005年からの調査のなかで過去最低を記録。「理由としては、年末恒例行事として大掃除を取り組む人が減少している近年の傾向と、『年末年始に来客がなかった』『今後いつでも掃除できると思った』など声があり、コロナ禍によるモチベーションの低下が考えられます」とダスキン広報・橋本さん。

一方で、これまでは普段できない掃除を大掃除でカバーするという人が多かったなか、コロナ禍での衛生意識の高まりや日々の行動から、掃除を前向きに捉える人が増え、その人たちは大掃除も積極的に実施しているそう。結果的に、大掃除をする人・しない人の二極化が進んでいるという。

「大掃除をする・しない理由には、いずれも『普段掃除』が大きく関係している」と、橋本さん。「掃除以外の何かをしたついでに1~2分ぐらいの短時間で、意識しないほど手軽に掃除する『ついで掃除』がおすすめです。例えばお風呂から上がるついでに、壁に飛んだ石けんカスをシャワーで洗い流す。ほんの1分程度で洗剤を使わずともカビ予防になります。日常であまり使わない場所だけ、年末に掃除する機会を作りましょう」とアドバイスする。

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