メインはカレー、大阪ノリが反映された阪神梅田のクリスマス

2022.12.15 20:30

ご当地カレーや有名店のレトルトカレー・スープカレーから、インドやタイなど海外のカレーまで幅広くラインアップ

(写真5枚)

百貨店「阪神梅田本店」(大阪市中央区)の「食祭テラス」で12月14日、期間限定のイベント『クリスマスマーケット』がスタート。「食の阪神」ならではの内容となっている。

「喫茶店」や「神戸の洋食」など1週間おきにテーマを一新し、関西各地の飲食店が期間限定出店をおこなう同百貨店1階の食祭テラス。

今回は「クリスマス」をテーマに、会場ではドイツ製のくるみ割り人形などの雑貨が販売されていたり、「レーブドゥシェフ」「神戸洋藝菓子ボックサン」といった神戸生まれの洋菓子をそろえたエリアがあったりと、ホリデーシーズンらしい商品が並ぶ。

そんななか異彩を放っているのが、売り場の一画「レトルトカレーミュージアム」。クリスマスとの共通点は見いだしにくいが、イベント担当者の吉川さんは、「クリスマスとはいえ、1人で過ごされる方や忙しくてそれどころではない方も多いかと思います。そこで、簡単に本格的な味が楽しめるレトルトカレーを充実させたコーナーを設けました」とコメント。1人クリスマスにアプローチしたようだ。

J-POPバンド・ET-KINGのメンバー・センコウによるレトルトカレーも

このコーナーには、神戸旧居留地50年カレーや、東梅田の「喫茶サンシャイン」の特製ビーフカレー、アテとしても楽しめるとバラエティ番組「マツコの知らない世界」(TBS系)でも取り上げられた晩酌カレーなど、多種多様なレトルトカレーが全国各地から集結。さらに会場には、小料理バー「北新地 玉鬘」の名物カレーが味わえるブースが登場する。

また16日限定で、大阪を拠点に活動するバンド・ET−KINGがアコースティックライブを開催。メンバーのセンコウが大のカレー好きで、自身のレトルトカレーを販売しているということもあり出演が決定したという。

ここまでくるともはやクリスマス感はないが、「クリスマスマーケットはほかでもやっているので『食の阪神』らしさを重視しています。ライブに関しては、どうせなら楽しく盛り上がってもらおうという思いから企画しました」と、吉川さん。いかにも大阪らしいノリが反映されたイベントとなっている。

期間は12月14日〜21日。営業時間は朝10時〜夜8時。開催場所は「阪神梅田本店」1階の「食祭テラス」にて。

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