ドラマ「エルピス」撮了、長澤まさみ「郷敦さんに支えられた」

2022.12.24 19:15

ドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』より、長澤まさみ、眞栄田郷敦 (C)カンテレ

(写真4枚)

12月26日にいよいよ最終話が放送される、月10ドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』(カンテレ・フジテレビ系)。クランクアップした主演の長澤まさみら出演者がコメントを寄せた。

スキャンダルでエースの座から転落した局アナ・浅川恵那(長澤)が、新米ディレクター・岸本拓朗(眞栄田郷敦)や政治部の官邸キャップ・斎藤正一(鈴木亮平)とともに冤罪疑惑を追っていくなかで自分の価値を取り戻していく同ドラマ。

4カ月間に及ぶ撮影のクランクアップを、都内のスタジオで迎えた長澤。ラストは、長澤演じる恵那が「大洋テレビ」の正面ゲートから駆け足で飛び出してくるという設定で、恵那は何者かに声をかけられて驚き、思わず床に倒れ込んでしまうという最終話のシーンだった。

難しい役柄を演じ切った主演の長澤は、「恵那を演じるうえで1番支えてくれたのは、相方である拓朗役の眞栄田郷敦さんだと思います。郷敦さんがいなければ、恵那を演じることはできませんでしたし、先輩なんで『ちょっとかっこいいとこ見せたいな』と思っていたんですけど、全然そんな姿を見せることができなくて、助けられてばかりでした。本当に、郷敦さんがいてくれたから、この役を最後まで演じることができました」と、相方へ感謝を伝えた。

■ 眞栄田郷敦「これからもっと芝居をうまくなりたい」

一方、眞栄田のクランクアップは関東近郊の駅前にあるスナック。眞栄田演じる拓朗が「西澤証言のうそ」を暴くきっかけを店のホステスから得るという第5話のシーンだった。

眞栄田は「本当に自分の力量以上のものを、みなさんに引き出していただいたなぁと、本当に本当に感謝しています。なんか今の僕は、『ミート矢澤』(ロケ弁当の差し入れ)でしか、それを表現できないんですけど・・・」とスタッフらの笑いを誘いながらも、「本当にこれからもっと芝居をうまくなりたいし、役者としてもっと大きくなって(スタッフのみなさんに)返せる日が来たらいいなと思っています」と意気込みを語った。

2人より一足早くクランクアップを迎えた鈴木は、最終回について「早めに卒業させていただきます。本当にこのドラマに関われて光栄だなと思っております。ドキドキしています」と期待感を募らせた。最終話の放送は12月26日・夜10時から。

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