ゴッホ作品に飛び込む感覚? 神戸で撮影OKの「映え」展覧会

2023.1.4 11:00

没入型展覧会『ゴッホ・アライブ』会場イメージ (C)RB Create

(写真5枚)

19世紀を代表する画家・フィンセント・ファン・ゴッホの名作を最新技術で鑑賞できる没入型展覧会『ゴッホ・アライブ』が、3月18日から「兵庫県立美術館」(神戸市中央区)で開催される。

世界を巡回し850万人以上が訪れた同展は、作品の中を歩く感覚を楽しめるよう「五感」をテーマにした仕掛けがたくさん。暗闇の展示室では、最大7メートルの壁、柱や床に3000点以上の画像が次々と映し出され、代表作『ひまわり』など光を放つ作品に囲まれる幻想的な空間を体感できる。

さらに、映画館品質のサラウンド音響によるクラシック音楽が世界観を盛り上げ、フランスの田園地方をイメージしたアロマの香りの演出で、来館者をゴッホの世界へ誘う。ひまわり畑やゴッホの部屋を再現したスポットもあり、場内は写真・動画撮影が可能。高精細のプロジェクターにより色鮮やかに再現された作品を間近で鑑賞すれば、新たな魅力を発見できそうだ。

SNSでは日本初開催となった名古屋会場(3月5日まで「金山南ビル美術館棟」で開催中)での写真・動画が投稿され、「普通の展覧会とは違うので、堅苦しいのが苦手な方も楽しめるはず!ゴッホの世界に飛び込む感じ」「良すぎた・・・浸れた・・・静かに観る美術館と違って、撮影可能で自撮りできるインスタ映えスポットが多い」と、新たなスタイルでアート鑑賞を満喫した来館者の声も。

「兵庫県立美術館」ギャラリー棟3階ギャラリーにて、6月4日まで開催。入場料は一般2500円ほか。

文/塩屋薫

『ゴッホ・アライブ』

期間:2023年3月18日(土)~6月4日(日)
※月曜休館
時間:10:00~18:00 ※最終入場は閉館の60分前まで
会場:兵庫県立美術館ギャラリー棟3階ギャラリー (神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 HAT神戸内)
料金:一般2500円、高校・大学生2000円、小・中学生1500円

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