西日本グリーンきっぷで巡る、大人のロマンティック旅 [PR]

2023.1.13 16:00

山陰・山陽の旅を満喫した東さん。旅先で旬の食べ物を口にし、地元の人と触れ合うのが好きだとか

(写真28枚)

JR西日本全線の新幹線・特急列車のグリーン車指定席や普通車指定席が6回まで利用できるお得な乗り放題きっぷ「西日本グリーンきっぷ」(50歳からのおとなび会員限定・申し込みは2名以上、全行程同一での利用が必要)。今回、俳優&タレント・東ちづるさんが、このきっぷを使って山陰&山陽エリアを周遊。東さんならではの、ロマンティックな大人旅をご紹介します。

俳優・東ちづるさんが巡った、山陰&山陽の「鉄道旅」

伯備線経由で岡山と山陰地方を結ぶ特急やくも(運転区間:岡山~出雲市)

【特急やくも】1972年3月に山陽新幹線が岡山まで延長された際に誕生、カーブでも高速で走れる振り子式の車両を採用、快適な電車旅をサポート。また、2022年3月には現在の伯備線で運転開始から50周年を迎え、それを記念したクリーム色と赤色のツートンカラーである、懐かしい国鉄色に塗り替えられた車両が1編成運転中。

【鳥取県】

「スマイルキッチン ノンカフェ」

「ケーキならホールで食べたいくらい(笑)」スイーツも大好きだという東さん

●地元の素材から生まれた絶品パフェ

「ローカル電車に乗るのも好き。移動の時間も旅行の一部だと思っていて、本を読んだり、原稿を書いたり・・・有意義に時間を使って楽しんでます」という東さん。「旅は五感を刺激してくれる。見たことがないもの、聞いたことがないもの、食べたことのない料理を味わえるのがなによりの魅力」と自己分析する。

そんな東さんが、岡山駅で新幹線から特急やくもに乗り換え、いざ鳥取県米子市へ。新名物のご当地パフェがあると聞きつけて足を運んだのは、米子市にある「スマイルキッチン ノンカフェ」。地元在住のイラストレーター・岩上さんが「老若男女がほっとできる場所に」と2011年にオープンしたこちらでは、モーニングからランチ、ディナーまで、幅広い料理とスイーツ、ドリンクがスタンバイ。名物は「和牛ボロネーゼパスタ」と「ビーフシチュー」、「シカゴピザ」、地元の人々のお腹と心を満たしています。

チーズ、蜂蜜、カスタード、ベリー、白ワインゼリーといくつもの味が詰まった、見た目にも美しい「大山からの挑戦状」

そんな心地よいカフェで待つこと5分。東さんの目の前に運ばれてきた「475(よなご)パフェ」は、米子市内にある17の飲食店が「パフェでまちを活性化させよう!」と企画したもの。フルーツをはじめとする地元産食材を使い、米子城の天守閣をイメージした5層のパフェを、各店舗がそれぞれのカラーとセンスで表現しています。

こちらのカフェでは、「大山からの挑戦状」(1200円)というネーミングのチーズ系パフェを考案。「白バラ牛乳」でおなじみの「大山乳業」が鳥取県産の生乳100%で作ったクリームチーズと、名峰・大山で採蜜された蜂蜜が絶妙なバランスで、その折り重なる素材の味に東さんも「パフェのなかにチーズケーキやシュークリーム、ベリーのケーキが入っていて、まるでスイーツバイキングみたい。チーズと蜂蜜が合ってておいしい!」と感嘆(営業日などの最新情報はSNSで発信、来店の際はご確認を)。

絶品ご当地パフェをいただき、ご機嫌の東さん

住所:鳥取県米子市米原6−1−14
※JR境線・後藤駅より徒歩約14分
営業:昼11時〜夜9時(土曜は朝8時30分〜、日・祝前日は朝8時30分〜夕方5時) 月曜休
電話:0859−21−8700
公式サイト

ここにも行きたい、鳥取県のオススメスポット「倉吉ワイナリー」

地元食材と一緒に蔵出しワインを楽しめるワインバーも併設

●砂丘で生まれた日本ワイン

旧城下町として栄え、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている鳥取県倉吉市西仲町の町屋を改修した「倉吉ワイナリー」。「鳥取のブドウから至高の日本ワインをめざして」をコンセプトに、北条砂丘にある1.5ヘクタールの畑で栽培したブドウのみを使用、栽培から醸造まですべてを伝統的な手法による「日本ワイン」を製造しています。

重要伝統的建造物群保存地区の町並みに溶け込む、趣のある外観

海から運ばれる潮風に育まれたブドウを使用した「伯州 シャルドネ」(720ml・3030円)は、柑橘系の果実味と酸味、ミネラル感が魚介を使った和食と好相性で、まさに日本海に面した山陰のワイナリーらしい逸品。「はわい温泉」のある鳥取県湯梨浜町でワイン用に栽培されたピオーネ種を100%使用した「HAWAI ピオーネ2020」(720ml・3080円)は、3カ月の間ステンレスタンクで発酵させ、清澄剤を使用せずに瓶詰めした中辛のロゼワイン。フルーティな香りとまろやかな酸味が特長です。

赤、白、ロゼと、多彩なワインがラインナップ。山陰旅行のおみやげにぜひ!

住所:鳥取県倉吉市西仲町2627
※JR山陰本線・倉吉駅よりバスで約15分
営業:昼11時〜夜9時、不定休
電話:0858−27−1381
公式サイト

【島根県】

「玉造温泉 湯之助の宿 長楽園」

「その土地の旬のものをいただくのが、旅の醍醐味ですね」と東さん

●地元産グルメと120坪の混浴大露天

鳥取県米子市で「475パフェ」を堪能した東さん。米子駅から特急やくもに乗車し、山陰地方を代表する温泉どころの玄関口である玉造温泉駅へ。「テレビドラマの撮影で2週間くらい、こちらに来たことがあるんです。この温泉街の川べりと駅舎が印象に残ってますね」と東さん。そして、広さ1万坪の回遊式庭園を擁する老舗旅館「玉造温泉 湯之助の宿 長楽園」へ向かいます。

千年の歴史を誇り、出雲に伝わる神話などが記載された『出雲風土記』にも登場する玉造温泉で、明治元年(1868年)に創業された老舗温泉旅館。日本一の混浴大露天「龍宮の湯」は、120坪という広さだけでなく、2つの効能(美肌パック効果のある硫酸塩温泉、冷え性にも効くとされる塩化物温泉)でも知られている。この圧倒的な開放感のなかの温泉時間に、東さんも「今日みたいに雪が降ると、風情があっていいね」とにっこり。

混浴大露天「龍宮の湯」には専用の湯着があるので女性も安心

庭園を望む和室から、和洋室、和モダン客室など、さまざまなタイプの客室がある同旅館。東さんが宿泊したのは、ゆったりした広さが魅力の純和風な一般客室。そして、しまね和牛をはじめとした山陰ならではの季節の食材をふんだんに使用した料理を堪能。「東京では日本全国のものを食べられるけど、旅先で食べるとやっぱり違う」と、旅の食には一家言を持つ東さんも「地元産のお米とお肉がおいしかった。普段は朝はあまり食べられないんですが、こちらの朝食はお腹いっぱいいただきました(笑)」と喜んでいました。※大人ひとり:平日1万6500円〜(1泊2食付き)。

温泉情緒あふれる広々とした客室に東さんもご満悦の表情

住所:島根県松江市玉湯町玉造323
※JR山陰本線・玉造温泉駅よりバスまたはタクシーで約5分
電話:0120−62−0171(朝7時30分〜夜9時)
公式サイト

ここにも行きたい、島根県のオススメスポット「足立美術館」

自然の山々との調和が美しい枯山水庭。石組は峻厳な山を表す

●庭園もまた一幅の絵画

美術館のある現・安来市古川町で生まれた実業家・足立全康(ぜんこう)氏が、幼少の頃より興味を持っていた日本画を収集し、昭和45年(1970年)、71歳で「郷土への恩返しと島根県の文化発展の一助に」と創設した「足立美術館」。訪れる人々が口々に「なぜこれだけ多くの作品が」と驚くほど、質・量ともに充実した横山大観のコレクションが魅力。『紅葉(こうよう)』や『無我』、『雨霽る(あめはる)』など、明治以降の日本画壇をリードし続けた大観作品を堪能できます。

冬の雪化粧など、季節それぞれの色を楽しめるのも「足立美術館」の日本庭園の魅力

そしてなんと言っても、「足立美術館」の名を世界に轟かせているのが、全康氏が日本画の収集とともに心血を注いだ日本庭園の美しさ。主庭・枯山水庭をはじめ、白砂青松庭、亀鶴の滝、池庭、苔庭と、5万坪におよぶ多様な庭園は季節ごとにさまざまな表情を見せてくれる。借景となる勝山をはじめとする自然の山々との調和も素晴らしく、全康氏の「庭園もまた一幅の絵画である」という信念を具現化した、「生きた日本画」と呼ぶにふさわしい庭園です。入館料は大人2300円ほか。

横山大観の作品『白沙青松』がモチーフの白砂青松庭。白砂の丘陵に大小の松をリズミカルに配置し、大観の世界を表現

住所:島根県安来市古川町320
※JR山陰本線・安来駅より無料シャトルバスで約20分
営業:10〜3月は朝9時〜夕方5時(4〜9月は夕方5時30分まで)年中無休 ※新館のみ、展示替えによる臨時休館あり
電話:0854−28−7111
公式サイト

【山口県】

「旧下関英国領事館」

下関の街並みのなかでも、ひときわ目をひくレンガ造りの外観

●要所・下関の異国情緒を味わう

そして、東さんは特急やくもで岡山駅へ向かい、新幹線に乗り換えて本州最西端の下関へ。かつて国際都市だった面影を残すレトロな街並みが美しい唐戸町周辺に到着すると、「下関は家族旅行で来たことあります。お酒がおいしいんですよね〜♪」と、しばし思い出に浸った東さん。

西日本における外交や経済、交通の拠点であった下関に明治39年(1906年)に建てられた「旧下関英国領事館」。平成11年(1999年)に国の重要文化財に指定され、領事館としての使用を目的とした建築物としては、現存する日本最古の建物です。明治期の貴重な資料としてだけでなく、敷地境にめぐらされたレンガ塀の美しさなど、異国情緒あふれる佇まいが印象的。東さんも「やっぱり雰囲気ありますね」とついつい見とれて、うっとり。

「ヒストリールーム」の窓からは海が見え、港町・下関の景色を楽しめる

レンガ造り2階建「本館」の1階は、領事や海事監督官などの執務空間で、館内は撮影もOK(2階は海事監督官の住居)。当時の椅子・テーブルが用意された重厚な「旧領事室」に来た東さんも、さっそく記念撮影に。「領事になった気分。でも、これだけ机がキレイだと、なにも仕事してないみたい(笑)」と言いつつ、ハイチーズ。また、「ヒストリールーム(旧文書室および待合室)」ではタブレットを使って建設当時からの唐戸地区周辺の街並みの変動を学ぶことも。2階にはクラシカルなティールームもあり、ゆっくりと時間を過ごすこともできます。入館無料。

「旧領事室」を再現した1階の部屋。机と椅子に座れば、レトロな時代にタイムスリップ

住所:山口県下関市唐戸町4−11
※JR山陽本線・下関駅よりバスで約7分
営業:朝9時〜夕方5時(ティールームは朝10時〜夕方6時) 火曜休(祝日の場合は開館)
電話:083−235−1906
公式サイト

ここにも行きたい、山口県のオススメスポット「下関温泉 風の海」

選ぶのも楽しい多彩な客室。写真は「SEAスイート」(1室2~4名)

●海峡の眺望と本場の「ふく」

関門海峡に面した海沿いに建つホテル「下関温泉 風の海」は、海と目の前を行き交う船舶を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごせる宿です。趣向をこらした和洋5タイプの客室があり、全室にオーシャンビューの温泉展望風呂を完備。夜は海峡を進む船舶の光を眺めながら、朝はキラキラと海面に輝く朝日を眺めながら、贅沢な温泉時間を過ごすことができます。完全個室のスパもあり、女性にうれしいボディケアを受けることも可能。

ふくひれ酒からふく刺し、ふくちり鍋とまさにふぐ尽くしの「天然とらふぐフルコース」(ふくちり鍋とふく刺しは2人前)

海を眺める景色だけでなく、山口県の旬の食材を生かした創作料理もここの魅力。三方を海に囲まれた地域柄、新鮮な魚介をたっぷりと味わうことができる。郷土の味覚の代表格といえば、1年を通じて味わえる「ふく」(山口県では、縁起をかついで「福(ふく)」と呼ぶ)。10月1日から3月31日まで限定の「天然とらふぐフルコース」は、本場・下関南風泊(はえどまり)市場で水揚げされた天然とらふぐを使用した贅沢なコース。料理長が細部までこだわったふぐ会席を本場・下関で堪能あれ。※大人ひとり:3万800円〜(1泊2食付き)。

展望露天風呂では、海を目の前に贅沢なお風呂タイムを味わえます

住所:山口県下関市長府外浦町2−1
※山陽新幹線・新下関駅またはJR山陽本線・下関駅よりバスで約25分、JR山陽本線・長府駅よりバスで約15分
電話:083−241−1180
公式サイト

【岡山】

「倉敷美観地区」「倉敷民藝館」

レトロモダンな風景が世界中の人々を魅了する、岡山県の名所「倉敷美観地区」

●歴史が彩る白壁の街並み

岡山県を代表する観光スポットといえば、倉敷川沿いのレトロモダンな風景に魅了される「倉敷美観地区」。白壁の蔵屋敷やなまこ壁といった伝統的な趣あふれる建物と、川岸の柳並木が美しい景色を彩り、街歩きを存分に楽しめます。また、日が暮れてからは世界的に有名な照明デザイナー・石井幹子さんプロデュースの夜間景観照明が、暗がりにほんのりと街並みを浮かび上がらせ、1日中散策しても飽きません。

江戸時代後期に建てられた米倉を活用した「倉敷民藝館」

「倉敷帆布」や「倉敷デニム」といった倉敷の名品を扱うショップをはじめ、さまざまなお店が集まっているのも街歩きの楽しみのひとつ。なかでも、岡山県だけでなく国内、世界各地の民芸品(衣食住のあらゆる部門の生活用具)が展示された「倉敷民藝館」は、昔から受け継がれる手仕事の美を感じられるおすすめのスポット。江戸時代後期に建てられた白壁の米倉を改修した歴史を感じる建物も見どころ。入館料は一般1000円ほか(展示内容により変動あり)。

民芸品を集めた「倉敷民藝館」、展示物が建物の柱や梁の趣とぴったり合っています

住所:岡山県倉敷市中央1−4−11(倉敷民藝館)
※JR山陽本線・倉敷駅より徒歩で約15分
営業:朝9時〜夕方5時(入館受付は夕方4時30分まで) 月曜休(祝日の場合は開館) ※展示替えによる臨時休館あり
電話:086−422−1637
公式サイト

【兵庫】

「神戸北野異人館街」

明治42年頃にドイツ人貿易商の自邸として建てられた「風見鶏の館」

●港町の異国情緒あふれる異人館

明治の開港以降、来日する外国人の増加による居留地の用地不足によって整備され、港を一望できる環境のいい高台に外国人住宅である異人館が集まったのが「神戸北野異人館街」のはじまり。明治から昭和初期にかけて200棟以上建てられた異人館の多くはコロニアルスタイルと呼ばれる建築様式。どの建物も個性的ながら統一感のある港町・神戸らしい街並みを作っています。

高台にある「神戸北野異人館街」からは、神戸の街並みが一望できる

明治42年(1909年)頃にドイツ人貿易商ゴッドフリート・トーマス氏の邸宅として建てられ、現在は北野異人館街のシンボルとして親しまれる「風見鶏の館(旧トーマス住宅)」など、16の異人館が公開されています。眼下には港町・神戸の景色が広がり、まさにファッションの街・神戸を代表するエリアで、コーヒーショップやお土産物店、ギャラリーなど、買い物や街の散策が楽しめます(異人館によって開館時間、入館料は異なります)。

「風見鶏の館」前には、日本のジャズ発祥の地にちなんだ銅像が4体ある

住所:神戸市中央区北野町3−10−20(北野観光案内所)
※山陽新幹線・新神戸駅より徒歩で約12分、JR神戸線・三ノ宮駅より徒歩で約15分
開館:朝9時〜夕方6時 ※6、2月の第1火曜休(祝日の場合、翌日休)
電話:078−251−8360(北野観光案内所)
公式サイト

◆山陰・山陽エリアをぐるり、大人のロマンティック旅

「大人のロマンティック旅」路線マップ

◆おとなび会員限定「西日本グリーンきっぷ」とは?

「西日本グリーンきっぷ」は、JR西日本が発売している「おとなび会員」(50歳以上)限定の大変おトクな乗り放題きっぷです。JR西日本全線の新幹線・特急列車が3日または5日間乗り放題で、グリーン車や指定席が6回まで利用できます。料金はおひとりさま3日間が2万3000円、5日間が2万7000円とお得です!

利用期間は、2023年3月21日までの連続する3日間または5日間。申し込みは2名さま以上(全行程同一での利用が必要)、発売期間は3日間用が2023年3月12日まで、5日間用が3月10日まで。発売はご利用開始日の1カ月前〜7日前の夜11時30分まで。

購入には、「おとなび会員」(J−WESTネット会員・会員登録無料)の登録が必要。JR西日本ネット予約(e5489)で発売。詳しくはきっぷ購入前に「おとなび」で検索を。
※記事内で紹介した施設の入場料や飲食にかかる費用は、「西日本グリーンきっぷ」には含まれておりません。

「西日本グリーンきっぷ」乗り放題エリアマップ

モデル/東ちづる ヘアメイク/林田凜
取材・文/上地智 写真/本郷淳三
提供/西日本旅客鉄道株式会社

※写真撮影時のみ、マスクを外しております。
※新型コロナウイルスの感染状況によって、掲載情報が変更となる場合があります。詳しくは、各スポットの公式サイトでご確認ください。
※掲載データは2023年1月上旬現在のものです。料金は税込みを表記しています。

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