藤ヶ谷太輔、主演映画に自信「芝居をしている自分も観てほしい」

2023.1.6 20:15

映画『そして僕は途方に暮れる』の舞台あいさつに登壇した藤ヶ谷太輔(6日・大阪市内)

(写真4枚)

1月13日に公開される映画『そして僕は途方に暮れる』の舞台挨拶が1月6日、大阪市内でおこなわれ、主演を務める藤ヶ谷太輔(Kis−My–Ft2)と、三浦大輔監督が登壇した。

2018年に東京の劇場「シアターコクーン」で上演され、各所から絶賛を浴びた三浦演出・藤ヶ谷主演の舞台を映画化した同作。藤ヶ谷が演じたのは、些細なことから同棲している恋人のもとを飛び出し、その後もバツが悪くなるたびに逃げ出す自堕落なフリーター・菅原裕一。行き場をなくした裕一は、かつて家族から逃げ出した父と10年ぶりに再会。スマホの電源を落とし、あらゆる人間関係を絶つ物語で、藤ヶ谷は主人公のクズ男を見事に体現した。

裕一が逃げるなかでスマートフォンの電源を切って連絡を絶つシーンにちなんで、実際にどれくらいの期間切っていられるかをMCから尋ねられた藤ヶ谷は、「1週間でも1カ月も切れますけど、ご迷惑をおかけするだろうから入れてるっていう感じですね。あまり依存していないんですよ。携帯の電源を切る・・・今日からやってみようかな?」と思いつくも、「あ、マネージャーさんが苦笑いということで・・・」と、舞台袖のマネージャーの顔色をうかがう場面も。

三浦大輔監督(右)から「たくさんの人に見ていただけたら『そし僕2』があるかも」と言われ、「ハワイだったらやらしていただきたいです(笑)」と笑った藤ヶ谷太輔(左)(6日・大阪市内)

作品について、藤ヶ谷は「監督や演者のこだわりがいろんな箇所に詰まっているので、何回も観ていただきたいですし、パワーがあるすごく不思議な映画です」と話し、「普段ジャニーズアイドルをやっている『キスマイの藤ヶ谷』っていうのは聞いたことがあるけど、芝居をしてるのは見たことがない、という方々がたくさんいるのは自分でもわかっているので、ぜひそういった方々にも観ていただきたいです」と意気込みを語った。

この日、大阪での舞台挨拶に「うれしい」と話していた藤ヶ谷。普段ライブなどで大阪を訪れるもなかなか時間が取れないそうで、「鶴瓶さんが大阪の洋食屋さんを紹介してくださったんですけど、タイミングがなくてまだ行けてなくて。今年はもうちょっとゆっくりしたいので、お願いします・・・って誰に言えばいいんだろう(笑)」と関係者に懇願し、会場を沸かせていた。

映画は1月13日から「TOHOシネマズなんば」ほか、全国で公開される。

映画『そして僕は途方に暮れる』

2023年1月13日(金)公開
脚本・監督:三浦大輔
出演:藤ヶ谷太輔/前田敦子、中尾明慶、毎熊克哉、野村周平/香里奈/原田美枝子/豊川悦司
配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2022 映画『そして僕は途方に暮れる』製作委員会

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