大河ドラマ「どうする家康」第2回・兎と狼

2023.1.9 06:45

大高城に向かう織田信長(岡田准一)(C)NHK

(写真2枚)

俳優・松本潤が主演を務め、戦国乱世を平定させた江戸幕府初代将軍・徳川家康の生涯を中心に描く大河ドラマ『どうする家康』(NHK)。「兎と狼」と題する第2回(1月15日放送)では、大高城に取り残された元康と家臣団が織田軍に包囲される。

日本各地で激しい領土争いを繰り広げられる戦国時代から物語が始まった前回の第1回(1月8日放送)。のちの徳川家康となる松平元康(松本潤)が、尊敬する今川義元(野村萬斎)のもとで、人質ながらも楽しい生活を送っていた。

今川家筆頭家老の関口氏純の娘・瀬名(有村架純)と夫婦になり、このまま幸せな日々が続くと信じていた元康だが、織田信長(岡田准一)が領地に攻め込んできたことでその日々は一変する。

そして永禄三年(1560年)。最前線で孤立した大高城への兵糧入れの役目を仰せつかった元康は、命からがら任務を成し遂げたものの、総大将の義元は討ち死にとなる。取り残され元康たちは、このまま大高城に籠城すべきか、引き上げるべきか議論となるが、時を同じくして織田軍が大高城へと迫り来るのだった。

籠城する大高城が織田軍に包囲され、絶体絶命の元康。しかし、なぜか信長は兵を引く。元康は慌てて大高城を飛び出し、妻の瀬名を残す駿府に帰ろうとするが、家臣団からは故郷の三河に帰りたいと猛反対を受ける。

しぶしぶ三河へ向かう元康だったが、敵の罠にはまり、重臣の鳥居忠吉(イッセー尾形)が大けがを負うなど松平軍は壊滅状態となる。元康は何とか岡崎の大樹寺へ逃げ込むが・・・。

本作は、誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康を主人公とし、自らの弱さを歯がゆく感じる繊細な少年が、次々に襲い来る窮地に次々と決断を迫られながらも、個性的な仲間とともに命からがら生き延びてゆく物語。放送はNHK総合で毎週日曜夜8時から、BSプレミアム・BS4Kでは午後6時からスタート。

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