生田絵梨花、芸能界に入り「人間が好きと思えるようになった」

2023.1.14 20:00

ブロードウェイミュージカル『MEAN GIRLS』で主演をつとめる女優の生田絵梨花(1月6日・大阪市内)

(写真4枚)

ミーン(意地悪)な女子たちを痛快に描くブロードウェイミュージカル『MEAN GIRLS』の日本初演キャストに、女優の生田絵梨花が抜擢。1月末の開幕に向け絶賛稽古中の生田が、大阪市内で取材会をおこない、本作への意気込み、また自身を変えた「印象的なできごと」について語った。

■ 「キュートでポップ」だけじゃない本作の魅力とは

ブロードウェイで2018年に初演を迎えたミュージカル『ミーンガールズ』。学園ドラマが主題ながらも、作品の持つポップでエネルギッシュな雰囲気や「ガールズパワー」をダイレクトに表現した同作は、開幕するや瞬く間に評判を集め、2018年の『トニー賞』では全12部門にノミネートされた。

その後は悔しくもコロナ禍での打撃により、2021年に幕を閉じてしまったが、そんな同作が満を持して日本初上陸。アフリカからの転校生・ケイディ/主人公を生田が演じることとなった。

作品の稽古を重ねるにつれ「ピンクの服が多くなった」と話す生田絵梨花(1月6日・大阪市内)

生田は同作の上演期間、ブロードウェイへと実際に足を運んだといい、「キュートでポップな女子たちに圧倒されて楽しいというのもありますが、ブラックさや悪どさが混じっているのもこの作品のパンチとなっていて、すごくおもしろいなと思った」と、当時の印象をふりかえる。

「話も出てくるキャラクターたちもぶっ飛んでいるのですが、どこかで『身近だ』と捉えてもらえるように、フィクションとリアリティの間を行き来して説得力をもたせられたら」と日本初演に対し、意気込みを見せた。

■ 「自分のなかの角が削れて、丸くなっていった」

また今回の役柄において、ケイディは「学校の転向」をきっかけに、自身が大きく花開くこととなる。そんな役柄と重ね、生田自身に起こった「自分を変えた出来事」として、「乃木坂46に入ったことは大きく自分を変えてくれましたね。入った頃はみんなにちょっと怖がられていて、堅めの人間だと思われていたんです。でもみんなと接していくうちに、自分のなかの角みたいなのが削れて、丸くなっていった」とコメント。

「あと結構顔も変わって。当時ツリ目だったのですが、すごいタレ目になったとか・・・そういう変化もあります。『人間が好きだな』と思えるようになったと思います」と、笑顔を見せる生田。ブロードウェイミュージカル『MEAN GIRLS』の大阪公演は、2月23日〜27日に「森ノ宮ピロティホール』(大阪市中央区)にて上演され、チケットは1万3500円。現在販売中。

主演への意気込みを語る生田絵梨花(1月6日・大阪市内)

ブロードウェイミュージカル『MEAN GIRLS』

会場:森ノ宮ピロティホール(大阪府大阪市中央区森ノ宮中央1-17-5)
期間:2/23(木・祝)~2/27(月)
料金:指定席1万3500円、指定席 U22割チケット8500円

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