薬に頼らず…ロート製薬の健康レストランが大阪・梅田にオープン

2023.1.14 12:30

「南ぬ豚の網脂ハンバーグ」ランチ・ドリンク付き1980円「3種の日替わりデリ」「スコーン」「スープ」ほか、「ランチプチデザート」は+220円

(写真7枚)

「ロート製薬」(本社:大阪市生野区)が手掛ける「ロートレシピ」のカフェ&レストランが1月15日、商業施設「NU茶屋町プラス」(大阪市北区)にオープン。胃腸薬から始まった同社の知見を活かした食事が楽しめる。

同社では以前「グランフロント大阪」に薬膳フレンチ店(現在は閉店)、2022年9月には「阪神梅田本店」内に惣菜店「ロートレシピ旬穀旬菜」を開業。今回の「ロートレシピ」では、大阪・梅田の繁華街ながら「住む街」へと変化している茶屋町エリアで、より幅広い客層に向けてカジュアルな食空間を目指していくという。

「おなかの底から元気になれる」をコンセプトに掲げ、看板メニューは10種以上がそろうオリジナルのデリ(惣菜)。ランチメニューすべてに日替わりデリがつき、なかでも5種を盛り合わせた「本日のデリセット」(1380円)は、「旬の食材から栄養価を引き出す」という薬膳の考え方をベースに、200g相当の野菜が使われているのが魅力だ。

オープン時は有機栽培のニンジンを使ったサラダやグリルびんちょう鮪のマリネ、冬野菜の塩麹ブレゼなど、旬食材が中心のデリがそろい、ディナーのアラカルトメニューとしてもいただける。阪神百貨店内の「ロートレシピ旬穀旬菜」とも連動し、ビーツの食感が好評のポテトサラダなど「食の阪神」で人気のメニューもテイクアウトできる(メニューは日により異なる)。

素材開発にも取り組む同社ならではのメイン料理にも注目だ。ランチセットでも味わえる「南(ぱい)ぬ豚の網脂ハンバーグ」(1580円~)は表面を包む薄い網脂にナイフを入れると、中に閉じこめられていたジューシーな肉汁を堪能でき、ソースレスで肉本来の旨みを感じられる仕上がりに。ふわっとしたとろける食感もポイントだ。

同社の取締役・檜山敦氏は「生活習慣病が増え、高齢化で心の繋がりが必要な時代だからこそ『薬に頼らない製薬会社になりたい』との思いで、心身ともに健康になれる食へのご提案を広げていけたら」と思いを語る。

大きな窓のある開放的な店内には、Wi-Fi完備のコンセント席やファミリー向けのボックス席など、シーンに合わせた70席を用意。「甘糀カヌレなど白砂糖不使用で「罪悪感なく楽しめる」デザートもそろい、物販エリアも併設されている。ロートレシピ 梅田NU茶屋町プラス店」の営業は昼11時~夜11時(LO夜10時)、「NU茶屋町プラス」の定休日・営業時間に準ずる。

取材・文/塩屋薫

「ロートレシピ 梅田NU茶屋町プラス店」

2023年1月15日(日)オープン
場所:大阪市北区茶屋町8-26 NU茶屋町プラス2F
営業:11:00~23:00(LO22:00)

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