朝ドラ・貴司のエールに考察続出、「トビウオ」トレンド入り

2023.1.11 19:45

カフェ『ノーサイド』にて、久留美と貴司と話しをする舞。左から、岩倉舞(福原遥)、望月久留美(山下美月)、梅津貴司(赤楚衛二)(C)NHK

(写真5枚)

東大阪の町工場で生まれ育ったヒロインが、やがて「空」の世界へと足を踏み入れていく連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK朝ドラ)。1月11日放送の第69回では、めぐみが工場を畳むことを従業員に告げる一方、舞が工場を残せないかと模索するシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

浩太(高橋克典)が遺した工場を売却することを決めた舞(福原遥)の母・めぐみ(永作博美)。祖母の祥子(高畑淳子)は、めぐみたちが落ち着いたと感じ、幼馴染の貴司(赤楚衛二)とともに五島へと帰っていった。

周囲の反対を受けながらも、工場を守れないか模索する舞だが、売却に向け信用金庫の視察が入る日が訪れてしまう。視察日の早朝、めぐみと舞は、従業員たちが「社長が残したもんを最高の状態で見せんとあかんよってな」と、工場の掃除をする姿を目の当たりにし、心を打たれるのだった。

舞が幼馴染の貴司と久留美(山下美月)に、実家の工場が無くなると告げたシーンが描かれた今回の放送。「パイロットになる」という夢を投げうっても、工場を続けるため母を支えたいと話す舞に対し、貴司が口にした「トビウオは、水んなかおってもトビウオや」という言葉が話題となった。

https://twitter.com/asadora_bk_nhk/status/1612951671386013707

詩人らしい貴司の励ましについて、SNSでは「パイロットにならなくても、どの環境に身を置いても舞は舞・・・ということなんでしょうね」「『舞ちゃんは陸におっても舞ちゃんや』いうことやな?」「舞が本当にパイロットになりたいなら、寄り道をしても諦めることはないと信じているから、なのかな」など、さまざまな考察が寄せられている。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。1月12日に放送される第70回では、従業員たちの工場への愛情を目の当たりにしためぐみが、信用金庫に工場を続けることを告げる。

文/つちだ四郎

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