神戸・南京町の「春節祭」、3年ぶりの演舞開催に盛り上がる

2023.1.24 06:30

1月22日より始まった『2023南京町春節祭』

(写真9枚)

神戸・南京町で、旧暦の正月を祝う冬の風物詩『2023南京町春節祭』が1月22日から開催されている。コロナ禍により、ステージでのイベント開催は実に3年ぶりとなる。

中国の旧暦のお正月を祝う節句「春節」をアレンジして始まり、今年で35回目となる同イベント。コロナ以前の期間中は数十万人の人々が訪れたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により2021年はオンライン開催、2022年はセレモニーやステージイベントが中止となった。

そんななか2023年は、龍舞や獅子舞、変面とも呼ばれる伝統芸能・変臉(へんれん)、舞踏、音楽、太極拳演舞など広場でおこなわれる演目が3年ぶりに見られるように。そのほか、ハズレなしの「ポチ袋くじ」(200円)や、南京町31店舗で特別メニューや限定商品と交換できる「迎春餐&福袋」(2023円)の販売、西遊記メンバーとの写真撮影などがおこなわれる。

イベント初日の22日は非常に天気も良く、多くの来街者が訪れたという『2023南京町春節祭』。担当者は、「3年前は新型コロナウイルスの影響で、町が閑散として危機感を覚えましたが、みなさんのご協力のもとで今年はリアル南京町春節祭ができることになりました。このパワーを春節祭にぶつけて、南京町から神戸に元気をと思っております」と喜んだ。

同イベントの今後の日程は1月27日~29日。JR神戸線・阪神電車「元町駅」から徒歩5分の南京町および周辺地域にて開催される。

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