岡村隆史、天然素材時代のすれ違いを告白「宮迫さんが・・・」

2023.1.29 07:00

『おかべろ』生放送2時間SPの模様(1月28日・カンテレ)

(写真2枚)

ナインティナインの岡村隆史がMCをつとめるバラエティ特番『おかべろ 生放送2時間SP!』(カンテレ)が1月28日に生放送され、1990年代にアイドル的人気を誇ったユニット・吉本印天然素材のメンバーだったFUJIWARA(藤本敏史、原西孝幸)、バッファロー吾郎・竹若元博、元チュパチャップスの宮川大輔と星田英利、へびいちご(島川学、高橋智)が出演。同じくメンバーだった岡村とともに、当時を振りかえった。

1991年9月に結成され、「天素(てんそ)」の略称で親しまれた同ユニット。お笑いとダンスをミックスしたパフォーマンスでテレビ番組やライブをにぎわせ、メンバーだった雨上がり決死隊、ナインティナインらが大人気に。1999年に解散したが、以降も番組の企画などで一時的に復活したほか、2022年『おかべろ』の生放送でもメンバーが集結していた。

この日の生放送でまず話題となったのが、岡村がパパになったこと。2022年4月のイベント『吉本興業110周年興業「伝説の一日」』舞台上で突然発表し、共演した明石家さんまらを驚かせていたが、藤本は「(岡村は)ベールに包む、ホンマに結婚したん?」と事前に知らされてなかったことに不満顔。岡村は「天然素材は仲間やと思っていたから、後(の報告)でもいいかなって。タピオカのこともあったし」と、2019年末の藤本の離婚をイジった。

一方、へびいちごの高橋は「僕は(事前報告を)受けました。『高橋にだけ言う。さんまさんにもまだ言ってないから』と。だから、まあまあの(お祝いの)お金を渡しました」と明かし、原西も「一緒に釣りへ行ったとき『魚を持って帰ったら?』と言ったら、『今、奥さんが実家に帰ってるから』って。それで『もしかして』と思って・・・」と勘づいたのだという。

ナインティナイン・岡村隆史(左)とFUJIWARA・藤本敏史(1月28日・カンテレ)

また番組では、岡村が全員に対して「ナイナイのこと嫌いやったやろ」と尋ねる場面も。天然素材の活動が進むなか、岡村はほかのメンバーとの間に壁を感じるようになったそうで、藤本が「ちょっと『俺はワンステージ上やぞ』というのがあったやろ?」と問い詰めると、岡村は「(元・雨上がり決死隊の)宮迫さんが(ファンから)『キャーッ』と言われるようなネタばかりしていた時代もあったやろ。だから『それなんやねん。前はおもろかったのに』って」と、複雑な思いからすれ違いが生じたと明かした。

生放送の終盤には、天然素材で久しぶりにコント『季節はずれの花火大会』を披露。各メンバーが花火を題材にボケて笑わせていったが、「爆竹をつける」と前に出た岡村が「白馬に乗った王子さまが迎えにきてくれるの」と胸元付近で手を組んでポージングし、藤本が「爆竹やなくてロマンチックやないかそれ」とツッコんだときは微妙な空気に。コントを終えて岡村は、「俺が一番、スベった」と照れ笑いを浮かべていた。

取材・文/田辺ユウキ

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