香取慎吾「見えない部分が強みになる」、デビュー35年の魅せ方

2023.2.28 09:30

4月に大阪個展を控える香取慎吾。今回の個展タイトル『WHO AM I』とともに

(写真7枚)
「子どものころから絵を描くのが大好きで、個展を開くことが夢でした」と明かした

──今回は新たな香取さんの一面として、今までの個展とは違い「闇」の部分を出した作品が公開されます。東京での開催を終え、反響はいかがでしょうか。

みなさんの考察がおもしろくて、よくチェックしています。ちょっと隠れた要素が入ってたりとか、そういう作品も好きで描いてはいるんですけど、実は全然隠してないものに「あの絵のあそこはこうなんじゃないか!」っていうのを見たりすると、「全然違うよ!?」とか思ったりもして(笑)。

──過去のインタビューで「サプライズ好き」とおっしゃっていたので、初の大阪開催は少し期待してしまいます・・・。

大阪での会見で、「粉モノの作品を描きます!」って勢いで言っちゃったんですけど・・・。粉を使って、何か描けないかな? でも展示中に賞味期限がきて腐っちゃうか(笑)。でも、おもしろそうですね。

──どのような作品になるのか、楽しみにしています。最後に、改めて本展での見どころを教えていただきたいです。

今回は雑誌の表紙とか記念のロゴとか、お仕事で描いた作品もあるけど、フリーで描いた作品もたくさんあって。なかでも「ダンボール」の作品が多いんです。頭がいっぱいいっぱいになったときに、余った絵の具で床に置いてあったダンボールに描いて・・・それが好き。色も決めずに描いて、依頼をもらって描く絵とまったく違うものになっているので。

香取自身の「光と闇」といった対極な要素を表現した作品が約200点展示される

『WHO AM I-SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR-』は、「グランフロント大阪 北館」(大阪市北区)内の「ナレッジキャピタルイベントラボ」にて、4月20日から6月18日までの開催。入場料は平日一般2200円ほか。

写真/Ayami 取材・文/Lmaga.jp編集部

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