大阪・通天閣で節分イベント、1800袋の福豆を来場者に配布

2023.2.1 15:00

通天閣下広場でおこなわれた『節分福豆配り』(2月1日・大阪市内)

(写真9枚)

大阪府民の幸福や商売繁盛を願い、1957年から続いている「通天閣」(大阪市浪速区)の恒例行事『通天閣節分福豆まき』。2月1日、コロナの影響で今年も「福豆配り」に変更して実施された。

今回は、大阪府公式マスコットキャラクターの「もずやん」、通天閣イメージガールの小川久瑠実さん、イーゼル芸術工房の西本佳那さんが、ビニールシートごしに「福豆」を手渡し。コロナ禍前と同等の1800袋を、通天閣下広場で約30分かけて配布した。

開催にあたって「通天閣」の高井隆光社長は、「中止という選択もあったが、普段通りに集まって下さったので、最小限でもできてよかった」と喜び、「創意工夫し、続けるということが大事。来年は『豆まき』もできるかなと今から楽しみにしてます」と期待を込めた。

また通天閣の現状については、「中国以外ですがインバウンドの方も来られていて、地域支援クーポンの効果もあり、徐々に戻ってきている。冷えきった観光業だが、盛り上げていきたい」と語った。

福豆をゲットして笑顔を見せる学生2人組(2月1日・大阪市内)

会場には、もずやんが好きで初めて参加したという親子(大阪市・30代&60代)や、2回並んだという学生2人組(大阪市・10代)など、老若男女が集結。なかには、横浜から旅行中だという20代女性の姿もあり、「たまたま歩いてたらやっていて。地域を感じますね、いいお土産になった」と笑顔を見せた。

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