舞いあがれ!第18週振りかえり・親子の心

2023.2.3 08:15

「朝霧工業」にて、強度検査の様子を見守る舞(福原遥)(C)NHK

(写真5枚)

空を飛ぶことに魅入られたヒロインが、生まれ育った東大阪で「ものづくり」の喜びと挫折を繰り返しながら成長する姿を描く連続テレビ小説『舞いあがれ』(NHK)。2月4日は、「親子の心」と題する第18週(1月30日〜2月3日放送)を振りかえる。

「菱崎重工」の荒金部長(鶴見辰呉)から航空機のエンジン用ボルトの試作を請け負ったヒロイン・舞(福原遥)は、その強度を検査する試験を翌週に控えていた。一方で舞の幼馴染の貴司(赤楚衛二)は、短歌界の芥川賞ともいわれる「長山短歌賞」を受賞。その週末、たまたま店で食事をしていた舞の兄・悠人(横山裕)も交えて、お好み焼き屋「うめづ」にて祝いの会が開かれる。

さらに、遅れて到着した舞の親友・久留美(山下美月)が、同じ病院に勤める医師で恋人・八神(中川大輔)をみんなに紹介し、婚約したことを明かす。よりお祝いムードが高まった「うめづ」で、航空機部品のプロジェクトリーダーを務める舞を含めた3人の新たな門出の日を祝うのだった。

週が明け、完成したボルトの強度試験に挑むため、舞は「IWAKURA」の従業員の笠巻(古舘寛治)や結城(葵揚)とともに、ライバル企業の「朝霧工業」を訪れる。航空機部品の製造のみに特化している「朝霧工業」の敷地は広く、さらには材料調達から完成検査まで一貫生産ができると聞かされ、舞たちは感心する。

そこへ到着した荒金部長の立ち会いのもと、いよいよ強度試験がおこなわれる。「IWAKURA」が完成させたボルトは傷の有無や耐久度のチェックを無事にクリアし、あとは品質検査の結果を待つのみとなった。

「ノーサイド」にて、婚約者の八神を待つ久留美(山下美月)と父・佳晴(松尾諭)(C)NHK

一方、久留美は婚約した八神と両家で顔合わせをすることになる。しかし、当日現れたのは八神の母・圭子(羽野晶紀)のみ。そこで久留美は、父・佳晴(松尾諭)が定職についていないことや家庭環境を理由に、一方的に婚約破棄を告げられてしまう。

元ラグビー選手でありながらケガをきっかけに引退し、それ以来仕事もうまくいかない佳晴。佳晴は自分のせいで娘を不幸にさせるわけにいかないと、圭子に土下座をし足にしがみつきながら婚約破棄を阻止しようとするも、圭子はそのままその場を立ち去るのだった。

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