柳葉敏郎と水川あさみ、朝ドラ「ブギウギ」ヒロインの両親役

2023.2.2 17:50

朝ドラ『ブギウギ』で鈴子の父・梅吉を演じる柳葉敏郎(左)、母・ツヤを演じる水川あさみ (C)NHK

(写真4枚)

2023年度後期に放送される、NHK大阪放送局制作の連続テレビ小説『ブギウギ』。ヒロイン・花田鈴子を取り巻く新たな出演者が発表され、両親を演じるのは柳葉敏郎と水川あさみと明かされた。

戦後の大スター・笠置シヅ子をモデルに、ヒロイン・花田鈴子が歌手の道を駆け抜ける同ドラマ。満面の笑顔と底抜けに明るいヒロインが多くの困難を乗り越えて歌手になり、人々に勇気と希望を与えていく物語だ。応募者2471人からオーディションで選ばれた女優の趣里が、鈴子を演じる。

そんな鈴子の父で、大阪の下町・福島で銭湯を営む花田梅吉を演じるのは、柳葉敏郎。1986年放送の『都の風』以来36年ぶりの連続テレビ小説出演となるそうで、「前回は右も左も分からないときで、すべてが新鮮でした。あのときと同じ大阪で、また違った新鮮さを感じられる喜びとワクワクでいっぱいです」と話す。

演じる梅吉は、映画と芝居とお酒とおいしいものが大好きな道楽者。情にもろい性格で、鈴子の夢を応援する。柳葉は自身の役柄について、「梅吉は本当にピュアで人間らしさがあふれていて、 たとえつまずいてドジを踏んだとしても、人の愛があるオヤジです。気取らずに、みなさんが素直に受け入れていただけるようなオヤジになりたいと思います」と意気込みを語った。

また梅吉の妻で、番台に座って銭湯経営の屋台骨を支える花田ツヤを、水川あさみが演じる。しっかり者で義理と人情を大切にし、子どもたちのことを第一に思うやさしい母だという。

水川は「ガハハと大きな口で笑い、人情味あふれる、懐の深い、豪快で派手な母ちゃんですが、ツヤのなかにある繊細な葛藤も映し出せたらと思います。脚本家の足立紳さんと、またご一緒出来ることもうれしく(2020年公開の映画『喜劇 愛妻物語』でタッグ)、足立さんの描くツヤの台詞がスーっと体に染み込んできます。ブギウギにふさわしいスタートを走り出せるよう、ツヤに没頭する日々を、心ズキズキワクワク楽しみたいと思います」とコメントした。

そのほか、鈴子が入団する「梅丸少女歌劇団(USK)」の仲間たちとして、翼和希、清水くるみ、片山友希、伊原六花、鈴子のライバル歌手・茨田りつこ(モデルはブルースの女王と呼ばれた淡谷のり子)役に菊地凛子が決定している。

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