ハルカス「バンジーVR」人気のワケは、爆笑必至の空間だった

「あべのハルカス」の展望台で開催されている『ハルカスバンジーVR』、再々延長するほど人気なのはなぜ?
日本一の高さを誇る超高層複合ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)の展望台で、週末に開催されているイベント『ハルカスバンジーVR』がSNSで話題に。じわじわと人気を集め、なんとイベントの開催期間が「再々延長」されているほどだ。
近年さまざまなVRコンテンツが世に出るなか、再々延長するほど人気なのはなぜ? その理由を探りに同ビルの会場を訪れてみると、想定外の異様な光景が広がっていた。
■ 恐怖の絶叫かと思いきや・・・笑い声が響きわたる会場
『ハルカスバンジーVR』とは、同ビルの展望台「ハルカス300」から真っ逆さまに落ちる体験ができるVRアトラクション。最新型のVRゴーグル、体が上下逆さまになる体験装置、そしてスタッフによる実況とアクションなどが組み合わさり、まるで地上300mの高さからバンジージャンプをしているかのような大迫力の体験が楽しめる。
同ビルでは2022年7月から夏休みの特別イベントとして開催がスタートし、好評につき夏休み以降も土日祝日のみ営業として再延長。SNSで拡散され、さらにそこから延長されて10月以降も週末&祝日限定で営業し続けている。

取材したこの日も、朝10時のオープンから家族連れやカップルなどが次々と訪れる大盛況。バンジージャンプ体験とあって、恐さゆえ絶叫が響きわたっているのかと思いきや、体験する人も見学する人もなぜか大爆笑。終始笑いで溢れていた。
その理由は、最新のVRでオールデジタルかと思いきや、実際に落ちるときはスタッフにより手動で逆さにされるという、まさかのアナログスタイルがシュールすぎるから。目の前で逆さになった人が「やばい!」「無理!!」「ギャー!!」と絶叫している様子が、面白くて仕方ないのだ。
そんな光景を撮影した動画が、「こんなに愛されるコンテンツないと思う」とSNSで広がり、国内はもちろん、海外からの観光客、さらには学校帰りの女子高生など、幅広い層から人気となった。

■ 手がけたバンジーオタクも驚き、関東と関西の反応の違い
同アトラクションを手掛けたのは、移動式VRをプロデュースする「ロジリシティ」の代表取締役・野々村哲弥さん。話を聞いてみると、「子どもの頃にあまりレジャー体験ができなかったので、大学生になってからさまざまなことをチャレンジしました。そのなかでも最も僕の想像を超えてきたのがバンジージャンプなんです」と、野々村さんが熱く語り出した。
日本全国のバンジージャンプを制覇し、さらには「バンジージャンプの魅力を知ってもらいたい」と、勤めていた会社を退職し、いつでもどこでもバンジージャンプができるVR体験装置を開発。2022年5月には人気番組『マツコの知らない世界』(TBS)に「バンジージャンパー」として出演するなど、業界では知られた人物だ(マツコからは「あんた人生かけ過ぎじゃない!?」と評されていた)。

そんな生粋のバンジー好き・野々村さんが作ったバンジーVRは、2021年のGWから「東京タワー」の展望台にて体験イベントがスタート。その後「あべのハルカス」の展望台に登場し、すぐに人気のコンテンツになった。
野々村さんは、「大阪では東京と反応が違って驚きました。大阪では(VRバンジーを)やってる人も、見てる人もゲラゲラ笑ってて。床を叩きながら笑い転げる人もいました(笑)。これは東京では見られない光景です。(関西人に)ここまでハマるとは想定外でした」と驚く。
■ 地上300mからのバンジージャンプ、いざ挑戦!
この機会に筆者もバンジーVRを体験。ハルカスのエッジを渡って300mのバンジーを体験する「絶景絶叫コース」と、パラシュートで舞い降りて200mのバンジーを楽しめる「眺望満喫コース」の2つのコースから選べるのだが、やはりスリルを味わいたいので「絶景絶叫コース」を選択。
まずは専用装置に乗ってVRを装着すると、先ほどまで窓から見えていた景色が目の前にそのままに広がり驚いた。右斜め上には「通天閣」が見え、かなりリアル。また、体験装置の足元はつま先部分が支えられていない(ジャンプするときにつま先がでている感覚を出すため)など、細かい部分までこだわっており、妙なリアルさを感じて緊張した。

いざ、ジャンプするときには「3、2、1、バンジー!」というスタッフの掛け声とともに、体験装置が逆さまに。落ちていく感覚は視覚だけでなく、サーキュレーターから出される「落ち風(!?)」でも感じることができ、また、命綱が跳ねかえる感覚なども再現され、想像以上にリアルなバンジージャンプを体験ができた。
そして何より、恐怖を感じると同時に「今、手動で逆さになってるんや、私」と思い出してしまい、笑いが込み上げてくる。終わったあとのやり切った感があるのも不思議な感覚だった(動画を撮ってもらってあとから自身の反応を見るのがオススメ。シュールで最高です)。
野々村さんは、「バンジー好きとして、ハルカスは飛んでみたい場所のひとつなので、この体験が実現できてうれしい。神戸ポートタワーや太陽の塔、清水の舞台など・・・今後も日本全国、いろいろな場所のバンジーVR体験をお届けしたいです。そしてこれを体験して、本物のバンジージャンプを飛ぶきっかけになれば」と意気込んだ。
◇
『ハルカスバンジーVR』は「ハルカス300(展望台)」59階エレベーター前にて、土日祝の朝10時〜夜8時に開催されている。料金は大人1000円、中高生900円、小学生700円。別途ハルカス300(展望台)入場料が必要。
取材・文/野村真帆
『ハルカスバンジーVR』
営業 :10:00〜20:00 ※土日祝限定
場所 :ハルカス300(展望台)59階お帰りエレベーター前(大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43)
※予告なく開催日時を変更する場合あり。最新の営業情報はハルカス300(展望台)公式サイト等で確認を
料金:大人1000円、中高生900円、小学生700円 ※別途、ハルカス300(展望台)入場料が必要
※体重100kg以下、身長190cm以下、年齢7歳以上の方が参加可
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