大阪芸大の学生が考案、ホテルで伝統工芸の絵付け体験

2023.2.5 16:15

油性ペンで自由に柄を付けられる『伝統工芸 張り子絵付け体験』 ベースの色はあらかじめ付いているので、所要時間は約30分

(写真6枚)

「大阪芸術大学」(大阪府南河内郡)と「ホテルインターゲート大阪 梅田」(大阪市北区)の産学プロジェクト『なにわ文化の扉を開けて』が、2月3日から始動。企画を担当した学生らが、記者会見に参加した。

同ホテルの、「大阪で活動している若者に活躍できる場を設けたい」という思いによって実現した今回のプロジェクト。「張り子絵付け体験」や、オリジナルの「ボードゲーム」など、31人の学生が企画した「なにわ文化」にまつわる4つのコンテンツが採用され、宿泊客は順次体験できるという。

大阪府知事指定伝統工芸品である「大阪張り子」の絵付けを企画したチームは、「大阪といえば食に注目が集まることが多いですが、今回は大阪の伝統工芸品にフォーカスしました。形に残るので、お土産にぜひ」とアピールした。

3Dプリンターで型を取った張り子に、自由に絵付けすることができる同コンテンツ。定番の型から、キーホルダーにもなるオリジナルの小型張り子まで、さまざまな形が用意されており、さっそく会場では訪れた人が思い思いに柄を描いていた。油性のカラーペンで手軽に描け、所要時間は15〜30分ほど。「縁起物」として「良きご縁がありますように」との思いから参加費がたった5円なのも、うれしいポイントだ。「伝統工芸 張り子絵付け体験」は、2月5日と12日の2日間開催。

同プロジェクトではほかにも、大阪の食に焦点を当てた「大阪うまいもんすごろく」や、学生がデザインしたエコバッグのプレゼント、学生によるホテル&大阪の紹介動画の配信などが順次実施される。参加方法などの詳細は公式サイトにて。

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