うめきた2期で開発中の都市型公園、名称が決定

2023.2.8 20:15

天然芝と水盤のある「リフレクション広場」。大屋根イベントスペースとの一体利用により1万人規模のイベント開催も可能

(写真8枚)

現在大規模開発中で、2024年の夏に街開きを予定している「うめきた2期地区開発プロジェクトの名称が2月7日、「グラングリーン大阪」に決定した。

高級ホテルや大型マーケットといった大規模な複合開発を進めている同プロジェクト。大阪駅前の貨物ヤード跡地にあたる、約9万1150平方メートルの広大な敷地に、梅田の街を豊かな緑で包む都市公園が誕生する。

都市公園は南北に分けられ、南側には天然芝と水盤のある「リフレクション広場」や、妹島和世と西沢立衛による建築家ユニット・SANAAによる1万人規模のイベントスペースなど、都会のオアシスとなる空間を開発中。

北側には、ダイナミックな池や滝のある「うめきたの森」が作られる予定。滝の周辺では、春には桜、秋には紅葉が楽しめ、公園の入り口には子どもたちが水遊びできる水景施設も設置される。

今回この「グラングリーン大阪」というプロジェクト名が決定するまで約半年の期間を要したが、最終的には隣接する「グランフロント大阪」(大阪市北区)との親和性を意識し決めたという。全体の完成は2027年を予定しており、2024年夏から先行街開きが開始する。

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